原発の再稼動が
今度の総選挙の大きな争点になっていますね。
経済に与える影響や
電気料金の値上げなど
停止すればしたでデメリットも多いですが
福島の原発事故の惨状を見るにつけ
簡単に再稼動に賛成もしづらいところです。
当面は原発に頼らないといけない場面もあるでしょうが
長い目でみると原発に頼らない社会の実現を目指すべきでしょう。
時々、深夜や季節によっては電力が余っているので
別に節電する必要はないなどという人がいます。
いわゆる、ピークシフトができれば良いのだと。
しかし
火力発電や再生可能エネルギーに頼る場合
メンテナンスなどもありますので、
休ませる発電所は休ませたり、負荷を下げられる発電所は下げたり
そうしないと安定的な電力供給は望めません。
原発みたいに夜も昼もしゃにむに発電するのとは訳が違うのです。
では
そのために我々庶民は何ができるのか？
当然、なるべく電気を使わない生活をしていかないといけません。
照明や家電、パソコン、携帯電話など
どうしても電気を使わないといけないものは仕方ありませんが
それ以外で電気を使わなくても良いもの
他のエネルギーで
代替できるものはできるだけそちらにシフトすべきです。
家庭で言えば
キッチンの熱源や給湯、暖房など。。
これらは高級なエネルギーである電気を使わなくても
人類が古来から使ってきた化石燃料や木材などを燃やして得ることができます。
風力や太陽光発電などですべての電力を賄えるようになれば別ですが
それはかなり先のことでしょうから
他のエネルギーでも足りる用途に電気を使う必要はありません。
なので
オール電化の三種の神器である
エコキュート
ＩＨクッキングヒーター
蓄熱暖房機などを
使わないようにすること
が
長い目でみて原発廃止に貢献することになるのです。