マイレージが無効になる？？

ＪＡＬ（日本航空）の再建問題が山場を迎えています。

大手メガバンクが債権放棄に応じるとともに、

株式も上場廃止＝無価値（紙切れ）

になりそうな情勢ですね～(T-T)

航空券が割引で買えるためにJALの株を買っていた方も多い

のではないでしょうか。。。

また、個人にとって大きな問題はマイレージの扱いです。

基本的にマイレージは会社からみると債務（預り金勘定）

ですから、破産した場合は保護されません。

実際、０１年に、アンセット・オーストラリア航空が経営破綻した際には、マイレージ

はすべて失効してしまったそうです。

ただ、やはり０１年に発生したアメリカ同時多発テロ以降、アメリカ大手のユナイ

テッド航空、ノースウェスト航空など、多くの航空会社が連邦破産法第11条を受

け入れ破産した際にはマイレージは全面的に保護されています。

結局、マイレージは飛行機を頻繁に使う富裕層向けの

サービスという性格が強いので、他の債務とは別扱い

にして保護しないと顧客離れを招くなど経営に大きな

支障がでるというような理由がないといけません。

これが再建計画の上で認められることになるのか？

会社更生法などの場合は裁判所が認めてくれるのか？

という点がポイントになりそうです。

最近、ガソリンスタンドなどの石油小売業の経営破綻が多いですが、ガソリンを

入れる際に付与されるポイントなども無価値になっている例が多いようです。

いかに、利用者の多いＪＡＬのマイレージと言えども法的に

別扱いすることが可能なのか、、、予断を許さないですね(-_- ) ｳﾝｳﾝ

マイレージサービス（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）

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