今日は、私の専門のお話しを。。。（笑）
２月になると確定申告がはじまりますね。
今年の場合、給与所得者の住宅ローン控除の還付申告（住宅借入金等特別控除）は２月１８日～３月１７日までに行う必要があります。
住宅ローン控除ってなんなのかというと、
家を建てると税金が戻ってくるんです～！
でも、家を建てた人がみんな戻ってくるわけではありません（笑）
【税金を取り返すための条件（新築の場合）】
(1) 家を建ててから６ヶ月以内に住み始めたこと。さらに、１２月３１日まで引き続き住んでいること。
(2) 所得（収入じゃないよ）3千万円以下であること。
(3) 床面積が50平方メートル以上の家であること。家の半分以上が自分が住んでいるものであること。
(4) 借り入れている住宅ローンは期間が10年以上にわたり分割して返済する方法になっていること（親や親戚からの借入金や勤め先から１％未満で借りているような場合はだめ）。
どうですか？もどってきそうですか？（笑）
上の条件に合致している場合は、おめでとうございます！税金が戻ってきますよ♪
※でも税金を払っていない人は戻ってきません。。。悪しからず。。。（笑）
で、いくら戻ってくるのかというと。。。
平成１９年１月１日～平成１９年１２月３１日までに家を建てて引き渡しを受けた方の場合は、１０年控除と１５年控除のどちらかを選択することになります。
・１０年控除
最初の６年間が借入残高の１％、４年間が０．５％
・１５年控除
最初の１０年間が借入残高の０．６％、５年間が０．４％
どちらも借入額２５百万円を上限として還付されます。
仮に控除期間中に２５百万円以上残高がずっとあるような場合、
２５百万円×１％×６年＋２５百万円×０．５％×４年
＝２５万円×６年＋１２．５万円×４年
＝２００万円
２５百万円×０．６％×１０年＋２５百万円×０．４％×５年
＝１５万円×１０年＋１０万円×５年
＝２００万円
１０年控除を選択しても、１５年控除を選択しても控除期間中に税金が還付される限度額は２００万円で変わりません。
じゃ、なるべく早く１０年で返ってくる方が良いんじゃないの？
と思われるでしょうが。。。。チッチッチ！！
どちらを選んだ方が有利になるのか、それは次回の講釈で。。。(^Q^)/~~