追い風と向かい風 | 法橋ハジメの人間っていいな

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法橋ハジメです。
唄をつくって、ときどき町々を巡ってます。
僕はこんなふうに世界を感じてます、向き合ってます、みたいなことをつらつらと書いてます。いろいろ思うけれど人間が好きです。
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追い風よりも向かい風の方が案外気持ち良かったりするものだ。そして実のところ、踏ん張りやすいのも向かい風だったりする。 

 そうやって踏ん張って踏ん張って歩くことでしか養えない胆力というものがあって、その胆力が自分の軸を鍛えて、やがてしなやかな芯を育てる。

たまに吹く追い風に躊躇わずに背中を預けるのは実は簡単ではない。軸が弱ければその追い風にただただ煽られてよろめいてしまう。ひどければすっ転ぶ。しなやかな芯があればこそ、安心して追い風に背中を預けられるわけだ。

だから地道という名のその道を踏みしめて進もう。
その道がどこまで続くのかを確かめにゆこう。



向かい風を正面からたっぷり浴びて、前髪をかき上げて、地面を踏みしめて歩いてゆく。なんかこう、青春してるみたいでいいじゃないか。

いざゆかん。風が吹く限り。