人を羨む人生は・・・ | 「ほっ」とTimeのブログ

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高崎市八幡町でカウンセリングルームを営んでいる「ほっ」とTimeのブログです。このブログでは、「ほっ」とTimeで行っているカウンセリングの魅力や、心の悩みを紐解くヒント、月々で開催している講座のご案内などをさせていただきます。

自分が出来いなことをしている人を羨ましいと思ったり、

またそのような人を見て劣等感を感じたりすることが、

最近多くなっていると感じることは無いだろうか?

例えば、

結婚している人がうらやましい・・・

 

子供がいる人がうらやましい・・・

家族関係に恵まれている人がうらやましい・・・

 

お金に余裕があって自由に生きている人がうらやましい・・・

コミュニケーションが上手にできる人がうらやましい・・・

学歴や地位のある人がうらやましい・・・

人生を楽しめている人がうらやましい・・・

例を挙げればきりがないけれど、

こうして人のことをうらやめばうらやむほど、
自信を喪失していきはしないだろうか。

このような状態に心が陥ってしまっている場合、

実際には自分にも出来ていること、手に入れていることはいくつもあるのに、

『私には○○はどうせ手に入らないという敗北感やあきらめ感

に意識がフォーカスされているのかもしれない。

であるならば、
このような意識の状態からは、

少しでも早く抜け出していきたいものである。

ではどのように意識を変えていけばよいのだろう?


その一つとして、

今よりも一段深い視点から自分をとらえ直してみると良いかもしれない。

例えば以下のように。



人には得手不得手がどうしてもある。

 

多くの人が出来ていることが、

自分にはどうしても出来ないことだってある。

人が当たり前のように手に入れていることでも、

自分にはなかなか手に入らないことだってある。

それは決してダメな人間だからではない。


人生において取り組んでいるテーマや課題は、

皆それぞれ違っているのだし、その重みや難易度だって違っている。

人生の課題やテーマの学び方・そのクリアーの仕方、

そこから学びを得て成長していくタイミングだって人それぞれである。

だから単純に人と自分を比較してしまうことは、

少々手荒な手段であり、

自分に対しては少々冷たく心無い見方であると言えるかもしれない。


それよりもこの人生に懸けてきた自分の元々の思いだったり、

自分がこの人生で元々背負っている荷物の重さだったり、

 

人生のプロセスの難易度だったり、

そうしたことを総合的に見つめながら、

自分がこの人生で何にチャレンジしているのか?

について改めてフォーカスしていきたいものである。