杖立温泉 を歩いていると、川沿いのあちこちに小さな屋根付きのスペースがひょっこり現れます。
「何だろう、妙に湯気が元気だぞ…?」と近づいてみると、木製のせいろや蒸し箱がずらり。
湯けむりがふわりと立ち上り、まるで “蒸し料理の秘密基地” のような雰囲気です。
これが杖立温泉名物の「むし場」。
むし場は、温泉の蒸気で食材を蒸せるという、ちょっと変わったスポット。
観光客でも自由に使える共同の蒸し場で、写真のように木の箱をセットして蒸気にかければ、温泉地ならではの“ほかほか蒸し料理”が楽しめます🍠🥚🥔
温泉に入る前に食材を蒸し、温泉から出たらそれを食べる──なんだか“蒸し→湯→蒸し”のループにハマりそうです。
川のせせらぎを聞きながら、湯気の立つ蒸し場で食材を仕込む時間は、なんとも言えないのんびり感 😎
むし料理の時間の目安は、卵が15分、とうもろこしが10分など
蒸し上がるまでの待ち時間も、周囲の景色を眺めたり、湯けむりの向こうに見える温泉街の建物を眺めたりと、ちょっとした散策タイムになります。
蒸し料理って、待ち時間まで優しいのがいいですね。
そして、味も家庭で蒸すのとは違って、どこか “温泉の力” が加わったような深みがあります。
素材の甘みがふわっと立ち上がり、まるで湯けむりがそのまま味に溶け込んだよう。
「これ、家でやったらこうはいかないよなぁ」と思わずつぶやいてしまうほど、やさしくて力強い味わいです。
湯気の魔法、恐るべし──そんな気分になる味でした。
さらに、むし場の近くには、蒸し卵やとうもろこしなどの食材を販売するロッカー式の自販機も‼️
「蒸し場があるなら、食材も売っておこう」という杖立の気遣いと遊び心が光ります。
手ぶらで来ても“蒸し体験”ができるあたり、観光地としてのサービス精神がすばらしい 🙌
むし場を巡りながら歩くと、ちょっとした “温泉街の宝探し💎”。
静かな川沿いの風景と、湯けむりの漂う空気を楽しみつつ、杖立ならではの体験ができる時間でした。




