<2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震へのお見舞い>
このたびの令和8年熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧・復興と、皆さまが安心して暮らせる日常を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
熊本の街が再び笑顔と活気に満ちることを願いながら、旅の記録を綴ります。熊本の温泉や街並み、人々の温かさなど、この土地ならではの魅力を少しでも多くの方にお伝えできれば幸いです。
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これは数年前の夏に、熊本・阿蘇を訪れたときの記録です🚕
出典:るるぶ
最初に向かったのは、阿蘇を代表する湧水地・白川水源。
ここは、阿蘇山の伏流水が地表に湧き出す場所で、 毎分60トン以上の水が湧き続けていると言われています。
水質は全国トップクラスの透明度で、環境省の名水百選にも選ばれています。
夏の白川水源は、ひんやりした空気が周囲に漂っていて、 水面をのぞくと底の苔までくっきり見えるほどの透明度。
湧き出す水の音が静かに響き、旅の始まりにぴったりの “涼” を感じました。
手を浸すと驚くほど冷たくて、夏の疲れが一瞬で抜けていくようでした。
水源の澄んだ空気で気持ちが整ったところで、車を走らせて 草千里 展望所へ。
草千里は、阿蘇の外輪山の一角に広がる大草原で、 直径約1kmの広大な草地と池が特徴的な景勝地です。
かつて火山活動によって形成された火口跡が草原となり、 現在は放牧地としても利用されています。
夏の草千里は、緑が力強く広がり、澄んだ青空とのコントラストが本当に美しい場所です。
風が吹くたびに草が波のように揺れ、湖面には夏空が映り込み、まるで草原の真ん中に小さな鏡が置かれているようでした。
誰もいない草原の真ん中に立っていると、自然の大きさに包まれて、「人間なんて本当にちっぽけな存在だな」と感じます。
ただ歩いているだけなのに、体の中の余計なものがすっと抜けていくような、そんな心地よい時間でした。
草千里を歩いていると、ふと視線の先に白い噴煙が立ち上っているのが見えました。
これは中岳火口から上がる噴煙で、阿蘇火山が現在も活動している証です。
夏の空に向かって伸びていく噴煙は、 「阿蘇は生きているんだ」と実感させてくれる存在感。
風に揺れながら空へ溶けていくその姿を、しばらく眺めていました。
さらに進むと、火山地形らしい小さな火口湖が静かに佇んでいます。
火山活動によってできた窪地に水が溜まり、湖となった場所です。
湖面が空を映し、風が止まると水面がピタッと静まり返る。
その一瞬だけ、世界が無音になるような感覚に包まれました。
夏の光に照らされた湖は、どこか柔らかい表情をしていました。
旅の締めくくりに立ち寄ったのが、根子岳を望むスポット。
根子岳は阿蘇五岳の中でも最も特徴的な山で、 ギザギザした山頂が「阿蘇の涅槃像」の“顔”にあたる部分と言われています。
標高は1,433m。火山活動による浸食で独特の形になった山です。
夏の空の下で見る根子岳は、力強さと優しさが同居しているような姿でした。
山肌の緑が太陽の光を受けて輝き、雲の影がゆっくり流れていくたびに表情が変わります。
駐車場からの景色なのに、まるで山がすぐそこまで迫ってきているような臨場感があって、 しばらく車に戻れずに立ち尽くしてしまいました。
根子岳は、阿蘇の山々の中でもどこか親しみやすい雰囲気があって、 「また夏に来たら、同じ場所でこの景色を見たいな」と思わせてくれる存在でした。








