黒川温泉 | Hotspringer|気ままな温泉巡り日記

Hotspringer|気ままな温泉巡り日記

各地の名湯を巡る “hotspringer(温泉巡りびと)” が温泉と旅を中心に、寄り道多め・独り言多め?で綴る気ままな記録です。

<2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震へのお見舞い>

このたびの令和8年熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復旧・復興と、皆さまが安心して暮らせる日常を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。

熊本の街が再び笑顔と活気に満ちることを願いながら、昨年12月末に訪れた際の旅の記録を綴ります。熊本の温泉や街並み、人々の温かさなど、この土地ならではの魅力を少しでも多くの方にお伝えできれば幸いです。

 

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熊本県南小国町の 黒川温泉 に到着したのはお昼過ぎでした。

 

この日は、まず温泉街にある「第二駐車場」に車を停めました。

 

ここから温泉街までは、川沿いの静かな道を歩いて向かいます。

 

 

 

 

 

黒川温泉は、田の原川を挟んで両側を中心に旅館や食事処が並ぶ、山里の風情あふれる温泉街

 

川のせせらぎと木々の緑が、歩き始めた瞬間から旅の気分を高めてくれます。

 

 

 

 

 

駐車場は川端通りの入口にあり、そこから温泉街の細い路地が続いています。

 

車一台がようやく通れるほどの細い道。

 

その両側には木造の建物が肩を寄せ合うように並び、まるで昔ながらの湯治場に迷い込んだような雰囲気です。

 

 

 

路地の奥へ進むと、旅館の看板が次々と現れます。

 

派手さはないものの、どこか懐かしく、温泉街らしい情緒が漂う路地。

 

歩いているだけで、これから始まる「湯めぐり」への期待が少しずつ高まってきます。

 

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路地の入り口に差しかかったとき、ふと視線を感じて足を止めると、三毛猫がちょこんと座っていました。
 

 

首輪をしているので、きっとどこかの旅館で可愛がられている看板猫なのでしょう。

 

 

観光客が通るのを静かに見守るような、穏やかなまなざしが印象的でした。

 

 

黒川温泉は自然豊かな場所ですが、こうして猫たちがのんびり過ごしている姿を見ると、この土地のゆったりとした空気がより伝わってきます。

 

 

三毛猫に別れを告げて数メートル歩くと、また別の猫が日向ぼっこをしていました。

 

 

コンクリートの上で体を丸めたり、影の中で涼んだり、思い思いの場所でくつろぐ猫たち。

 

旅館の軒先や路地の影にふと猫 🐈 が現れる――そんな小さな出会いが、黒川温泉の散策をより楽しいものにしてくれます。

 

猫好きにはたまらない温泉街かもしれません。

 

 

 

路地を抜けると、石垣に設置された「黒川温泉の由来」を記した案内板が目に入ります。

 

そこには、黒川温泉に伝わる、ちょっと切なくも不思議な伝説が紹介されていました。

 

 

 

昔、豊後の国・中津留というところに、甚吉という貧しい塩売りの青年が、病気で寝たきりの父親と暮らしていました。

 

ある日、父親が「瓜を食べたい」と言います。しかし、甚吉には瓜を買うお金がありません。

 

そこで甚吉は、お地蔵様に塩を供えて父親の病気が治るよう願ったあと、瓜畑に入り、瓜を盗もうとしました。

 

ところが、地主に見つかり、甚吉は首をはねられてしまいます。

 

しかし、そこにあったのは甚吉の首ではなく、お地蔵様の首でした。お地蔵様が身代わりとなって、甚吉の命を救ったというのです。

 

その後、この「首なし地蔵」を肥後の国へ持ち帰ろうとした修行者が黒川まで来たところ、お地蔵様から「ここに安置してくだされ」とのお告げがあったと伝えられています。

 

そこで、この地にお地蔵様を祀ったところ、やがて温泉が湧き出した――。

 

 

これが、黒川温泉に伝わる開湯の物語です。

 

この土地にこうした物語が残されていることを知ると、黒川温泉の風景がまた少し違って見えてきます。

 

 

 

由来の看板を過ぎると、田の原川に沿って温泉街の中心へと道が続いています。

 

 

川沿いには旅館が立ち並び、湯けむりがふわりと漂い、黒川温泉らしい情緒が一気に深まります。

 

木造の建物、石畳の道、川の音、そして湯の香り

 

――どれもがこの温泉街の魅力を形作っており、歩くだけで心がほぐれていくようです。

 

 

黒川温泉のお話しは、次回以降に続きます😺

 

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