【議会報告】令和6年6月八千代市議会の一般質問詳細(その7) | 若松ひろしのブログ

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「八千代の目覚まし男」若松ひろしと申します。
八千代市議会議員、IT会社経営。
八千代市から日本を変えるため、奮闘しています。

令和6年6月12日(水)13:00~ 令和6年6月八千代市議会において、私の一般質問がありました。
これについての詳細を、数回に分けてお伝えしています。
本日は、第七回目。特別支援学級の増設についてです。



 

若松ひろし質問一覧:
1.東葉高速鉄道の負債について
2.森林環境譲与税について
3.脱炭素問題について
4.LINEの公的利用ついて
5.中学校の歴史教科書採択について
6.旧阿蘇小、旧米本小、旧米本南小の再利用について
7.プラスチックの分別収集について
8.特別支援学級の増設について
9.フッ化物洗口について
10.ワクチン接種履歴の保管について
11.水道管の耐震化について
12.外国人労働者について

 

 

8.特別支援学級の増設について
続いて、本市における特別支援学級の増設について質問します。

質問1:今年から本市で増設された学級数と人数、教員等の配置、及び予算額について教えて下さい。
答弁1:今年度,八千代台東小学校に,自閉症・情緒障害特別支援学級を設置しました。また,市内全体として,特別支援学級を希望する児童生徒が約30名増加したことにより,小学校4学級と中学校2学級,計6学級増設いたしました。市内全ての特別支援学級に1名以上特別支援学級介助員を配置し,令和6年5月1日現在,90名が支援に当たっております。昨年度まで特別支援学級介助員は,1日5時間の勤務でしたが,児童生徒の在校する時間の支援を更に充実させるため,現在90名中20名が1日6時間の支援に当たっております。また,今年度時給が 1,109 円から 1,190 円に改定されたことや,勤勉手当が支給されるようになったことから,報酬や共済費が増額され,今年度の特別支援学級介助員の予算額は約1億 7,770 万円となっております。

質問2: 特別支援学級の増設の背景としてどのようなことがあるとお考えでしょうか。 
答弁2:居住地域の学校で特別支援学級に通いたいという,児童生徒と保護者の願いにより,市内の小中義務教育学校に特別支援学級を開設してまいりました。また,特別支援教育に対する理解が進み,個に応じた支援を希望する家庭が増えていることが,特別支援学級増設の背景の一つと考えます。

 
 本市における児童・生徒の数はこの七年間で7%減少しています。つまり、一年間で1%減っているんです。
 子ども数は減っているのに、特別支援学級は増えているというのは、おかしいと思いませんか?
 元埼玉県教育委員長だった松井和氏の書いた「ママがいい!」という本の中に、次のような一節があります。
「保育士たちは、『慣らし保育』の時に繰り返される『ママがいい!』という幼児の悲鳴を毎年聞く。(中略)
仕組みで子育てをしようとすれば、家庭崩壊が進む。
『エンゼルプラン』や『子育て安心プラン』など美しい言葉の裏で、保護者から親として育つ機会を奪い、母親をパワーゲームへと引き込み、保育がビジネス化されていく。(中略)
母親から引き離された子供は、この世の終わりのような顔して泣き叫ぶ。(中略)
人間は環境や社会の仕組みになれる。それは生きる力でもあるが、慣れてはいけないこともある。親たちの希望やニーズに沿った社会を目指せば、やがてそれは親たちの子供をちゃんと育ててくれない社会への不満につながっていく。しかし、仕組みは親たちの不満に全て答えることができない。その矛盾が、時に母親の育児ノイローゼや幼児虐待、育児放棄へと進んでいく。(中略)
親子関係の希薄化が、義務教育に学級崩壊というかたちで連鎖してゆく。」

以上。
 私は今の政府の進める子育て政策に反対です。
 家庭でお母さんがしっかり子供を育てられる、そういう社会にしていかないと、一番の犠牲者は子供達だと思います。
 特別支援学級が増え、不登校児童生徒が増えているのは、そうした社会に対する子供達の悲鳴であり、社会への警鐘ではないでしょうか? 

(以下、次回に続く)