【議会報告】令和6年6月八千代市議会の一般質問詳細(その6) | 若松ひろしのブログ

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「八千代の目覚まし男」若松ひろしと申します。
八千代市議会議員、IT会社経営。
八千代市から日本を変えるため、奮闘しています。

令和6年6月12日(水)13:00~ 令和6年6月八千代市議会において、私の一般質問がありました。
これについての詳細を、数回に分けてお伝えしています。
本日は、第六回目。旧阿蘇小、旧米本小、旧米本南小の再利用について。及び、プラスチックの分別収集についてです。



 

若松ひろし質問一覧:
1.東葉高速鉄道の負債について
2.森林環境譲与税について
3.脱炭素問題について
4.LINEの公的利用ついて
5.中学校の歴史教科書採択について
6.旧阿蘇小、旧米本小、旧米本南小の再利用について
7.プラスチックの分別収集について

8.特別支援学級の増設について
9.フッ化物洗口について
10.ワクチン接種履歴の保管について
11.水道管の耐震化について
12.在留外国人について
 

 

6.旧阿蘇小、旧米本小、旧米本南小の再利用について
 続いて、旧阿蘇小、旧米本小、旧米本南小の再利用についてお尋ねします。
 

質問1:現在の利用状況と今後の利活用の検討状況について、どのようになっているでしょうか?
答弁1:旧阿蘇小学校,旧米本小学校及び旧米本南小学校につきましては,現在,暫定利用といたしまして,既存の利用形態を基本とした避難所や投票所としての利用のほか,体育館及びグラウンド等を社会体育団体等にご利用いただいております。
また,今後の利活用につきましては,民間活力導入による利活用を念頭に検討を進めているところであり,用途地域等による利用制限等の課題も踏まえつつ,施設毎に順次利活用方針を決定し,跡地活用を開始してまいりたいと考えております。


 廃校となった小中学校の再利用は、全国で様々な試みがなされています。
 ある自治体では市民のDIYで旧小学校を改装し、コワーキングスペースにしたり、また別の自治体ではフリースクールとして再利用している地域もあります。
 私のアイデアですが、市民会館や市民体育館や総合グラウンドなどを運営・管理している八千代市文化・スポーツ振興財団などに委託し、施設予約システムなどに掲載して、市民がより利用しやすくなるような運用を図ってはいかがでしょうか?
 是非、ご検討下さい。 
 

7.プラスチックの分別回収について
 続いて、プラスチックの分別回収についてお尋ねします。
 

質問1:プラスチックの分別回収で集められたプラスチックの処分にどれくらいの費用がかかる見込みでしょうか?
答弁1:プラスチックの資源循環の取組みを促進するために,令和4年4月「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され,本市におきましても,令和5年度に,「容器包装プラスチック及び使用製品プラスチックの分別収集並びに再商品化」についての検討を行いました。
この検討の中で,処理施設の整備の有無や,資源化の手法などについて複数のケースを想定し,費用の試算を行いました。
なお,実際に収集するプラスチック類の品目や,収集頻度などにより,費用は異なりますことから,あくまで試算ではありますが,施設整備関連費と,分別収集並びに再商品化等の20年間のランニングコストの総額から,交付金等収入や分別収集に伴う財源効果を差し引いた実質負担額は,約15億6,100万円から約18億1,300万円の見込みとなっております。


質問2:現在のように、プラスチック類を分別せず燃焼させている場合に比べて、どれくらいコストの増減が見込まれるでしょうか?
答弁2:現在のごみの分別収集体系から,新たにプラスチック類の分別収集を開始した場合の費用の増減につきましては,まず収集運搬費用として年間で約6,130万円が増額する見込みとなっております。
 一方で,プラスチック類を分別することで可燃ごみの焼却量が減ることから,焼却処理や最終処分に係る費用の削減が見込まれ,これらの費用として,年間で約5,470万円が減額となる見込みとなっております。

 

質問3:続いて、プラスチック再生業者がどのような処分をしているのか確認されているのでしょうか?
答弁3:プラスチックを分別収集並びに再商品化する方法としては,国の指定法人である「公益財団法人日本容器包装リサイクル協会」を通じてリサイクルする方法と,市が自ら再生事業者と連携してリサイクルを行う方法があります。
 ご質問の処分の確認につきましては,「公益財団法人日本容器包装リサイクル協会」を通じてリサイクルを行った場合は,同協会が適正に処理されているかの確認を行うこととなり,また,市が自ら再生事業者と連携してリサイクルを行った場合は,市において適正処理に処理されているかの確認を行うこととなります。


 私は、プラスチックを分別するメリット・デメリットをよく検討すべきだと思っております。
 特に、分別を要請される市民側の負担の増大についての議論がほとんどないことが問題です。
 ご答弁の見込み額にはこうした家庭や職場で分別作業をする市民側の見えないコストには言及されていません。
 その上で、有毒ガスを発生する塩化ビニル系のプラスチックのみを分別するなど、市民の負担軽減についても検討していただきたいと考えます。 

(以下、次回に続く)