7/11、議会運営委員会で陳情1件の審査が行われました。

【6陳情第 7 号 自民党豊島区議団による政治資金規正法違反の全容解明を求める陳情】
令和3年6月に都議会議員選挙の自民党候補者が行った政治資金パーティーに関連して自民党区議2名が政治資金規正法違反で罰金20万円・公民権停止1年になった事件につき、「自民党豊島区議団は説明責任を果たし全容を明らかにし問題解決するように、豊島区議会として働きかけること」を求める陳情です。

上記事件については、過去blogに記載しています。
⇒R5.7/4議会運営委員会「豊島区 自民党区議の政治資金規正法違反に関する陳情など

⇒R4.7/13議会運営委員会「自民党区議の政治資金規正法違反に関わる5件の陳情審査
⇒R4.5/25議員協議会「区職員の政治資金規正法違反の内部調査結果など

 

今回の陳情では、当該区議が今年度の臨時会で常任委員会の副委員長に就任したことも問題視されていました。

これについては、令和6年第3回臨時会前の正副幹事長会で自民党より人事案が出た時に各会派からも疑問が呈されています。

最終的には当該会派が説明責任を負うべきもの、ということで各会派も了承しましたが、釈然とした訳ではありません。

例えば、政治倫理条例の制定後に役職を付けるなど、の区切りを意識すべきだったのではないかと考えます(条例は6年第3回臨時会で可決されているため、人事案は条例制定前のタイミングでした)。

 

私たちの会派は、

(1)自民党には新たな事実が判明したら正副幹事長会で自ら必ず報告する、と以前より確認していること

(2)6年第3回臨時会で可決した政治倫理条例の制定を全会一致で行ったこと

⇒区議会HP政治倫理条例について「政治倫理

※同条例は、当該事件を受けて、区議会として政治倫理を確立することを対外的にも示すために議論を重ねて制定したものです

 

などにより、現時点では今後の経過を見守る必要があると考えています。

会派としての陳情への結論は、閉会中の継続審査とすべきとしました。

採決の結果も、賛成多数で閉会中の継続審査となりました。