7/28、重度障害者のグループホーム、相談支援などの事業所「niima(ニーマ」の施設内覧会へ伺いました。
池袋二丁目の居間、から「ニーマ」と名付けたとのこと。
この施設は、当事者家族にとっては待望の施設で、平成27年には請願を全会一致で可決しています。
⇒blog「重度障害者の入所施設建設についてなど」
地域の理解は早い段階から頂いていましたが、入札不調などにより施設開所の遅れが生じた、というトラブルにも見舞われました。
⇒H29.11/7「障害者地域生活支援拠点施設の整備時期の延期など」
紆余曲折を経て、待望の施設が8月に開所される運びとなっています。
地下1階 地域交流スペース「こもれび」
地域の方々に開放する目的で設けたスペース。利用方法などはこれから行政と詰めるとのこと。
1階 多目的スペース「つつみ」
1階には相談支援事業所「モア」も設置されています。
相談支援を受けている間、待っている子供が多目的スペースで遊べるように整備されています。
2階 ショートステイ(3名)
備え付けのテレビ(棚の中に据え付け倒れないよう工夫)や寝具など。和室タイプの他、洋室タイプもあり。
グループホーム 2階は最重度の方(5名)
3階もグループホーム(10名)
職員は24時間常駐で、夜勤職員も配置します。
2階浴室 機械式の浴室
入浴にはお一人当たり40分程度掛かるとのこと。
グループホームのリビングルーム
入り口は他の障害者施設の方々が描いた絵で飾られています。
施設内に額装の絵も飾られていました。
区民ひろばの跡地に出来た重度障害者のグループホーム。
当事者の家族の団体の皆さまが悲願としていた施設です。
既に入所希望者は枠を大きく超えているようで、全ての希望者の受入れは難しい状況ですが、大きな前進ができたと思います。
地域の方々が温かく迎えて下さっていると聞いています。
これは大変ありがたいことです。
地域の方々とよい関係を構築しながら、入所する当事者やそのご家族にとってよい運営となるよう期待しています。