1/11、公共施設・
調査案件
1 私立認可保育所建替えに係る大塚台公園に設置する区立保育園 仮園舎の転貸について
これまでも何度かBlogでご紹介させて頂いてきた、大塚台公園内に設置する仮園舎についての続報です。
過去Blogは以下の通りです。
H28.11.9「大塚台公園内に保育園仮園舎を設置」公共施設・
H29.9.12「大塚台公園の工事(保育園仮園舎設置工事)説明会など」第12地区区政連絡会
H29.9.26「大塚台公園の工事の説明会(保育園仮園舎設置工事)が行われました」地元向け工事説明会
【区の説明】
〈内容〉
平成 30 年度に区立東池袋第二保育園を改修する予定であり、
しかし、近隣の私立保育所(アンソレイユ保育園)
アンソレイユ保育園の建替えが完了した後に、
〈転貸理由〉
アンソレイユ保育園の園舎は、昭和 42 年築の建物であり、かなり老朽化が進んでいるため、
建て替えるためには近隣に仮園舎を建てる必要があるが、
このような状況の中、
なお、同園の現況建物及び土地の所有は区にあり、
過去、当該建物は、西巣鴨第一保育園、
の仮園舎として使用してきた。
<スケジュール>※目安
H29年度 大塚台公園工事、仮園舎建設
H30年度 東池袋第二保育園が仮園舎使用(H30.3頃に前倒しの可能性あり)
H31年度 アンソレイユ保育園が仮園舎使用
H32年度 復旧工事
汽車の奥側が設置工事中の仮園舎。
【質疑】
私からは大きく3点の質問をしました(概要であり質疑の文言は正確ではありません)。
①大塚台公園を利用する他の保育園からの意見についての対応
H29.9.26の近隣説明会で出ていた意見を踏まえ、質疑をしました。
仮園舎を構える園が園庭のように公園を使用するということになると、これまで公園を利用していた他の保育園の子供たちの利用に支障をきたすという懸念の声がある、という現状があること。そのため、当事者同士で特に問題がなければよいが、もしうまくシェアが出来ない場合などには、積極的に区も関与するように要望しました。
区の回答もこれに沿うものを引き出しています。
②仮園舎解体後の公園について
・キャッチボール場は、区内で近隣だと他に巣鴨公園にしかない。今回の工事でもキャッチボール場は解体工事の範囲から外して存続をさせた経緯あり。区の考えでは都電線路側の擁壁を壊して入口を設けるということだが、キャッチボール場の確保を考えて頂きたい。
⇒存続は検討したい。
・汽車は私が小学生の頃は中に入って遊ぶことが出来たが、今はフェンスに囲われて置かれているだけの状態。近隣の意見も聞きながらになるが、撤去するか、存続するなら利活用ができるようにするか、など検討が必要。
⇒JRから借り受けているもの。JRへ相談したところ、仮に解体するとなると2000万円以上の費用が掛かる見込み。今後検討。
・まとめとして、上記二点も含めて、大塚台公園の復旧工事の際には近隣の意見を聴きながら進めて欲しいと要望。
③喫煙所について
大塚台公園は豊島区立公園条例(別表第1)で、喫煙所の設置が可能な公園として位置づけられています(ちなみに児童遊園は喫煙所の設置はできず全面禁煙となっております)。
現状では灰皿がある場所での喫煙は可能となっていますが、公園緑地課としても分煙が必ずしも徹底されていないという苦情を受けることがあるとのこと。
実際に、①灰皿の管理が悪く、審議の日の朝に私が様子を見に行った際には白煙が上がっている状態だった(掲載しているのはその時の写真)、②更に灰皿がない場所で喫煙している方を目撃した、などの指摘もしました。
公園内に間もなく保育園の仮園舎が設置されるようになるので、これまで以上に子供の利用が増える公園になると思われます。
少なくともこのような状況下の大塚台公園は禁煙にすべきと考えます。
公園を管轄する公園緑地課は今後検討(灰皿の撤去の明言はなく、分煙の可能性あり。注視が必要と考えています)。
保育園を管轄する保育課へ見解を聴いたところ、保護者から受動喫煙の心配の声があるのを把握している旨の発言がありました。
区の対応について、今後も注視します。
他の委員からは、保育園全体の改修計画の全容が見えない、アンソレイユの保護者・公園利用者などの意見の確認、区有地へ仮園舎を作る意味合い、などの確認がありました。
次回の委員会は4月に行い視察を組む予定ですが、視察受入れ先との調整がついておらず、日程が固まっておりません。