[娘の大学受験④]

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みなさんこんにちはうさぎのぬいぐるみ


淀屋橋・本町の音楽教室、フルート講師の細田恭子です。


講師の裏話として書かせていただいた娘の大学受験記録も今回で最終回になります。


最後は国公立2次試験から合格発表までについて書かせていただきましたにっこり


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[娘の大学受験⑤]〜合格発表〜

共通テストは2日間あり、1日目が文系科目、2日目が理系科目に分かれています。


共通テストが終わった翌日に、学校で一括して自己採点の結果を共通テストリサーチに提出します。(大手の予備校が受験校の判定を出すサービスのことです。)1週間後にはその判定が出て、その後すぐに2次試験の出願がはじまります。


これまでのことを考えたら、出願も迷うのかなと思いましたが、先生方の後押しもあってすんなりと志望校が決まりました。


共通テストが終わった後から2次試験までの1ヶ月ちょっとの期間を、現役生のボーナスタイムと呼ぶそうです。ここで成績を伸ばせるのが現役生の特徴であり強さだと色々なところで耳にしました。


その時期、娘は鉄緑会の志望校別直前講習を受けながら、家で過去問を解いていました。数学と英語の過去問の添削に関しては、先生方にお願いしていました。


途中に慶應の1次試験を経て、2月末についに国公立前期2次試験を迎えました。


コロナやインフルエンザが流行っていた時期です。事故にも事件にも巻き込まれず、試験会場に送り届けた時、何事もなくこの日を迎えることができてよかったなと思うと涙が出てきました。

同時に、たったこの数日のためだけに、一体どれだけの時間を勉強に費やしたのかなあとも思いました。振り返って考えると、娘の大学受験は中学受験を決めた時から始まっていたのかもなと思います。


全部の科目が終わって、難しいのもあったけどやり切ったよとすっきりとした表情をして話した娘を見て、不思議と大丈夫かなと思うことができていました。


国公立後期は、私の不勉強で、娘には関係ないものだと思っていました。共通テストの時にまわりのママ友が後期の受験校について話をしているので聞いたところ、普通はみんな出願するよ!と言われて、初めてそういうものだと知りました驚き


共テ後の面談では、担任の先生に後期は医科歯科にしたらと勧められましたが、最終的に千葉大学に出願することにしました。ただ、前期が終わってからは全く勉強をしなくなってしまい、一度も千葉大の赤本を開きませんでした。落ちてからじゃないと本気でやれないもんだよという先輩ママの予想は当たっていました。


国公立前期の合格発表当日は、私と夫のお誕生日でした。そして、ありがたいことに娘から合格というプレゼントを貰いました。もしかしたら娘にとっては、ずっとプレッシャーだったかもしれませんねおねだり


最終的には、受験した全ての大学から合格をいただくことができてホッとしました。


昔から娘は本当に運のいい子だと思います。いい先生や仲間と出会わなければ、今の娘はなかったでしょう。


これからは勉強だけに偏らず、多くの経験を通して、実りのある豊かな大学生活を送って欲しいと思います。そしていつでも、周りの方に感謝の気持ちを持っていてほしいです。


まだまだここには書ききれないくらい、たくさんの出来事があったのですが、またいつか機会があれば書かせてもらえたらなと思います。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

一緒にたくさん旅ができて楽しかったよ飛び出すハート

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藝大受験も医学部受験も、もちろんどちらも一朝一夕では成し得ないことですが、叶わない夢ではありませんでした。


受験する上で1番大切なものは何かと聞かれるとしたら、それはやっぱり間違いなく本人のやる気だと答えます。つい余計なことを言ってその度に何度も何度も後悔しましたが、それが最も無駄な事と分かってからは我慢しました。そして、親にとって大切なのは、子供の才能を信じて諦めないことと、最善の環境を作ってサポートし続けることだと思います。


周りのお母さん達はお子様も優秀ですが、お母さん自身も優秀で人間的にも素晴らしい方が本当に多くて、娘には申し訳ないなと思ったことがありました。でもある時から、私自身が優秀になるのは無理でも、優秀なお母さん達にアドバイスをもらって、真似をさせてもらうことはできるなと思ったらすごく気が楽になりました。


そのような環境の中にいて、素晴らしいご縁があったことに、今でも本当に感謝しかありません。


たくさんの方に興味を持って読んでいただき、重ね重ねになりますが本当にありがとうございましたおやすみ


次回は、生徒と娘の幼馴染で同級生の宮川栞ちゃんについて書かせていただきます。大阪市中央区の中学から東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校のピアノ科を受験して合格し、この春に生徒と同じく、東京藝術大学に進学しています。


栞ちゃんと栞ちゃんのお母さんの存在があったからこそ、今の私や、生徒達があるとも思っています。また、よろしければ読んでいただけると嬉しいです。


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