オツな 選択? | 三遊亭鳳笑 五代目円楽一門会 の ブログ
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  きりえ美術展へ 行ってきた。上野公園 内に ある 東京都美術館だ。ここ数年 は 行っている。

 
 知人の 展示 を 観に 行くのだが きりえ自体 好きになったとだと思う。
 
 きりえ は モノトーン あり カラフル、また 濃紺、陰影を  紙 で 表現する。
 
 多いのは  祭 、習俗、有名な 建物を 細密な 切り取ったりする。
 
 また、街の情緒 や ノスタルジー を 醸し出す ものが 定番かな? 
 
 まあ 定番? きりえ に 適した モチーフ なのだろう。
 
 旅物?  異国風景 も 多い。
 
 
 今年は  立体で 昆虫採集 の 標本の を模したもの。
 中には 電飾まで 使い 『銀河鉄道の夜』 の 世界を創ってたり と様々。 珍しい 発想もある。
 
 また 連作 二展、抽象度の 高い 悲しみ ? が込めらた 作品もあった。
 語弊が あるかも知らないが 『ゲルニカ』の的な 作品 かな?
 
 または 仏像と 経文を 切り取ったり、好きな 俳人の句と それを きりえ に していたり…
 
 定番から 作者の 心象スケッチ まで 楽しめる。
 
全国から 出品されている。
 
素性も 年齢も 分からないが 彼らの 生活や 、人生の 至上の 一瞬を 思い出をも 切りとって いる。
 
 意外と どんな 人なんだろう? いつ どんな しちゅえーしょんと
想像すると 楽しいものだ。
 
 孫や 子供 愛猫 など 分かりやすい 設定も 多いけどね。
 
上手い下手 なんて 私には 分からないんだからね… 
 
 通うと 少し 自分の 好む 傾向は あるかも知れない… 
 
 あえてキザに言えば 何事も、自分の中の 上質を 知るのが 目的だ。
 
 ネット 、アマゾン の ある 時代だ 極端にいえば どこに 居ようと 変わらないのだ。
 
自分の 便の 良いとこに 住む。
一部屋で 用が足りる 生活も 悪くない。というか それで良い。
 
ただ 田舎の ある 私は 庭つきの ボロくても 一軒家 ですごすことがある。
 
 趣味の 畑で とれる 安全な 旬の 野菜を ふんだんに 食べられる。
 
 夜が ふければ、宅地とはいえ シンとする。
 電車の音やら 夜通し 行き交う 車の音は ほぼ 消える 
 
 代わりに 庭から 虫の音、シンとした 夜が 深まって 感じられる。
 
 慣れと 生活圏は こちらだし 比べる もんでもないが ある種の豊かさは 田舎だよね。
 
 ただ 今日の様に きりえ を 観に行く と 贅沢さが ある。
 
 同じブロワーで ルノワール、マネ、ドガ、セザンヌ 何より 気持ちいいのは モネ! の 展示 が あった。
 
 お馴染みの絵だ! その オリジナル となれば 余程 好きな 絵ならば 感動する!
 
 モネと 言ったが ルノワール より 快楽度が 高い!
 
いい気持ちなのは ルノワールかもね?
 モネの 連作に 『ルーアンの大聖堂』っていうのが ある。
 
 時間がちがうから 色彩が 変化してゆくのだ で 展示が あると聞いて 行った!
 
 結果 一番好きな モノは 無かった 、これは ガッカリする。
 
 感動はあるが 大概、解像度の高い もので 、既に 観ているのだ。
 
 他にも ハプスブルク家の お宝展示。
 つまり 秘宝館 の ちんれつ! 
 
 下ネタチックだが、贅を尽くした 品々の が 観られるのだろう。
 
 公園内で 世界屈指の 作品も 品が 観られたが 刺激で 言えば きりえ展 が 一番だったかもしれないね。
 
 私は 世界の 贅を 横目に、無名な きりえ展 へ まっつぐ(江戸弁風?) に 向かった。
 
 ある意味、贅沢でしょ!  
 
 何が言いたいか! 
 
 名人の 落語家を 無視して 名もない 私を 会に に来るってのは 贅沢な ことかもよ。
 きっと オツで 江戸前! 
 
江戸前は 言い過ぎても  駿河湾前、違うかな 遠州灘前 かな?!   
 
 どうぞ よろしく きっと 贅沢な 選択だよ。