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「私がカサンドラになったわけ」にいいね！や、貴重なコメントをいただき、本当にありがとうございます。
シリーズ？の途中ですが、
ここでテーマに関わりのあるエピソードを。
社員時代。
面倒見がよく、なにかとフォローしてくれる
頼れる先輩がいました。
バツイチで
「占い師に女難の相が出てると言われた」
という鉄板ネタを有するその先輩は
商才にも恵まれており、その後独立。
経営も軌道に乗った頃、
彼からスピード婚したとの連絡が入ります。
「二人とも40代で再婚。
いい年したおじさんとおばさんだよ。
若い頃、ミスなんとかだったのが自慢みたいだけどさ。」
はずんだ声でちらりと美人妻の自慢をはさむ先輩は、とても幸せそうでした。
ところが、次に話した時の彼は
一転して疲れきった様子。
聞くと、新妻が結婚後も連日
職場仲間と飲み歩いてるのだという。
「飲み代も自腹で
ホステス代わりに
便利使いされてるのに←
衝撃！実はあるある⁈
自分は人気者だと勘違いしてるんだ。」
苦々しく呟き、
「その上浪費家で、
俺のカードを使い倒す。
家はバッグや靴だらけだよ。」
話し合おうとすると、
「あー、ほんとにケチな男！
もうイヤ！！」
と、わめき散らす。
振り回された彼は頭を抱えていました。
そしてある日、大きなケンカの後に
彼女は出て行き、勝手に離婚届を提出。
元妻の身勝手な行動に憤慨したものの、
金回りが良さそうで
いいカモだと狙われたんだろう。
これで縁が切れる。
彼はほっとしたという。超スピード離婚！！！
その後、元妻の年老いた父が謝罪に来る。
「男親で甘やかし、
わがまま放題に育ててしまった。
本当に申し訳ない。」
小さな身体で深々と頭を下げた。
そこで、彼は驚愕の事実を知る。
元妻からは
事故で夫を亡くしたと聞いていたけれど
実は自殺だった…。
彼はすぐにピンときたという。
あの調子で相手を追い詰めたのだろう。
メンタル弱かったら、俺もヤバかった…
年の差婚ならば
若さが免罪符となるわがままも
年齢に見合う内面の成長がなければ
対等な夫婦関係では
パートナーシップを築けない未熟さとなる。
甘やかしてわがままを叶えてくれる
父親代わりの都合のいい夫を
彼女は探し続けるんだろう…。
彼は青ざめ、己の女運のなさに嘆息していた。
、、、のですが。
実はこの結婚には
【サイドB】とも言うべき側面があるのです。
結婚にはさまざまな意味がある…？