神戸港町ジャズ喫茶・・・ | どら猫でござる。

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ゴールデン猫劇場

こんにちは

こんばんわ

おはようございます。(_ _)

 

どちら様も

ご機嫌イカの塩辛・・

 

はて?どうしたことでしょう。

この前正月がきた

と、思ったら

渡る世間では今日からもう2月・・だそうな。('◇')

 

何日か抜けてませんか・・?

 

え?抜けてない・・・

そうですか

ならいいです。

(何やねん・・・)☆\(- - ) 

 

しかし

なんでございますね。

月日の経つのは早いもの

ウチのニャンコはなまけ者

酒のつまみにお漬物・・・

 

そんなこんなで

今年も残すところ

あと334日・・・

 

暑さ寒さも

三歩下がって四歩上がる・・。(º_º)?

三寒四温・・・。

 

あせらず

春を待ちましょう・・。

 

今日の「どらメシ」

(近所の惣菜屋で買った唐揚げと寿司)

 

さて・・・

 

今日は

「神戸プリンの日」

だそうな・・。

 

プリン・・・

 

不倫

五輪

ジャネット・リン・・(←年寄りならわかる・・)

と、いろいろございますが

 

神戸といえば

プリンだよね。

(そ、そうなのかな・・?)(・_・)

 

「エコルセ」もあるし

「ユーハイム」

「フレンチトースト・ラングドシャ」もあるだろ・・。

 

それはともかく・・

 

洋菓子の街、神戸の代表的なお土産

「神戸プリン」は1993年に誕生

去年、30周年だった・・と申されておる。

 

 

まあ

我が輩ごときは

プリンなるお菓子は食べませんが

あのけだるい甘さがどうも・・(–_–)

 

日本には

似て非なるもの

 

茶碗の中に虫がいる

だから〜・・茶碗蒸し・・♫

バカボンのパパも歌ってる

「茶碗蒸し」があるではないか(˘o˘)b

 

牛乳を入れるか入れないかの違いだけで

ほとんど製法は同じ

 

我が輩は

「茶碗蒸し」を食べるのでいいです。

 

あ、ども

仰げば尊し和菓子の恩・・・

「どら」でござる。

 

(僕はプリンではない、クリンだ)

 

昔、むかし、お菓子・・

あるところに

アリさんが来ます・・・。(・~・) 

 

それはともかく・・

 

昔、つき合ってた彼女が

神戸出身だったかな・・

 

長い黒髪にエキゾチックな横顔

背が高く、緑のワンピースがよく似合う

そんな女だったな・・・

 

フッ!・・遠い昔の話さ。(˘_˘)

(何やねん・・)

 

この彼女・・

若いのにジャズが好き

 

他の同世代の女の子たちが

「ゴローっ!」

「ヒデキーっ!」

騒いでいる時に

 

ジャズ喫茶で

静かにジャズを聴きながら

傾けるコーヒーはブラック・・

そんな

妙に落ち着いたシブい娘だった・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

はっ!・・・と

そんな昔の彼女の話はどうでもよくて

 

何の話でしたかね

 

あ、そうそう

 

京都の日本茶専門店「放香堂」は

1978年(明治11年)にコーヒー豆の輸入を始め

神戸・元町で日本初のコーヒー店を始めた

と、申されておる。

 

ちなみに

今ではポピュラーな飲料缶コーヒーも

神戸が発祥地

1969年にUCC(上島珈琲)が開発

市販したのが始まりです。

 

そしてジャズ・・・

 

日本初のジャズバンド

「ラフィング・スター・ジャズバンド」が結成されたのが

神戸・・なんでございます。

1923年(大正12年)のことでござった。

 

この新しい音楽

ジャズは大いに人気を呼び

北野町界隈にジャズクラブが次々と誕生

神戸は一躍、ジャズの街になった

と、そういうわけじゃ・・。(˘o˘)b

 

では、ここで一曲。

 

「港町ジャズクラブ~眠っていたラブレター」(2013)

歌:すぎもとまさと/作詞:阿久悠/作曲:杉本眞人

 

そうなんですよ川崎さん((←年寄りならわかる・・)

 

コーヒーとジャズとくれば

「ジャズ喫茶」・・。

 

ところでジョージ・・

 

なんで「ジャズ喫茶」

なんじゃろな。('□')

 

ハワイアン喫茶、タンゴ喫茶、ラテン喫茶・・

とか聞いたことないし

 

ゲーム喫茶とかノー◯ン喫茶は

一時期ブームにはなりましたが・・・

 

それはともかく・・

 

たぶん

それぞれの音楽にこだわっている店は

あったかも知れませぬが

「ジャズ喫茶」ほどのブームにはならんかったし

 

てか

「ジャズ」という言葉が

ポピュラー音楽の総称として使われていた名残り

とでも申しましょうか・・。

 

(PHOTO by 宝島社)

 

戦後・・・

 

規制と抑圧から解放され

アメリカ文化がどんどん入ってきて

当然、ポピュラー音楽も

どんどん入ってきて

その先駆けがジャズであり

ブームに乗って

ジャズ喫茶もどんどん誕生していって・・

 

ただ・・

ひと口にジャズ喫茶といっても

その形態は他種多様。

 

純粋にジャズだけを聞く(聞かせる)店

ってのは割りと少数で

(無駄なおしゃべりも禁止だった)

 

ほとんどの店は

ポップス好きが集う音楽喫茶という意味合いで

ミュージシャンの溜まり場だったり

あるいは

ビジネスマンの異業種交流の場として

粋人の情報交換の場として

さらに

男女の出会いの場として・・・

そんな存在意義だったような気がします。

 

 

当時は戦後復興の真っ只中・・

一般庶民は毎日暮らしていくのがやっと

 

レコードなんてとても高価で

ましてやオーディオなんか買えるはずもない

 

そこで、日立・・・

ジャズ喫茶に行けば

高価なオーディオシステムがあり

何百枚もの貴重なレコードがあり

ジャズ以外にも

カントリーやロカビリー

ロック、歌謡曲・・・

幅広いジャンルの音楽を聴ける店は多かったのです。

 

マニアになると

コーヒー1杯で何時間も入り浸る

なんてのはザラで

店側もそんな客を温かく受け入れていた

そんな大らかな時代でもござった。

 

※ちなみに

「ジャズ喫茶」という形態は日本独特で

外国ではあまり見かけません。

 

 

この当時の

ジャズ喫茶の雰囲気を

文字で伝えることは難しい・・

というか不可能ですが

 

当時の映画には

その貴重な映像が映っている作品が

数多くあります。

 

ちなみに

映画も神戸が最初・・

と言われてますが

 

1986年(明治29年)

エジソンが発明した世界初の映写機「キネトスコープ」を

神戸の鉄砲火薬商・高橋信治が輸入し

神戸市中央区にあった「神港倶楽部」で

11月25日〜12月1日の5日間。

日本初の上映を行ったのが始まり

と言われています。

 

※このことから12月1日が「映画の日」となっている。

 

ただし・・・

日本にの映画のルーツを主張しているのは

神戸だけではござらん。

京都や大阪もそれぞれの根拠で

「映画発祥の地」と主張したりなんかして

 

この話をしだすと時間が足りないので

機会があればまたいつの日か・・

 

(日活映画「青春ア・ゴー・ゴー」より)

 

えー・・・と

何の話でしたかね

 

あ、そうそう

映画の中のジャズ喫茶。

 

あの伝説の「嵐を呼ぶ男」(1957/日活)

ジャズ喫茶というよりは

もはや、クラブかキャバレーみたいな

大きな店が主な舞台。

 

クライマックスで

主人公、国分正一(石原裕次郎)と

敵役のチャーリー桜田(笈田敏夫)の

ドラム合戦が人気を呼び

あちこちのジャズ喫茶では

盛んにドラム合戦が行われたのでございます。

ちなみに

途中で「ACB」らしき店で

平尾昌晃が歌うシーンがあります。(超貴重)

 

(日活映画「嵐を呼ぶ男」より)

 

嵐を呼ぶ・・といえば

同じ井上梅次監督の

「嵐を呼ぶ楽団」(1960/東宝) 

というのもござった。

 

主演は宝田明ですが

雪村いずみ、水原弘、神戸一郎、尾藤イサオなど

錚々たる歌手が出演しています。

 

東宝といえば・・・

 

「青春を賭けろ」(1959)

坂本九、山下敬二郎、水原弘、かまやつひろし

寺本圭一、井上ひろしなど

 

「檻の中の野郎たち」(1959)

ミッキー・カーチス、守屋浩、水原弘、田辺昭知など・・

も、見どころ満載・・。

 

(日活映画「東京ナイト」より。バックパネルにUCCのロゴが・・)

 

やがて

60年代になり

経済が上向いてくると

レコードでは飽き足らず

立派なステージを備え

生バンドを入れたライブ中心の

大型店も続々登場します。

 

東京の話ですが

渋谷ジァンジァン

銀座美松

銀座テネシー

銀座ACB(アシベと読む)

新宿ACB

池袋ドラム・・・

 

銀座ACBや池袋ドラムなどは

もう喫茶店と言うよりミュージック・ホール

(現代だとライブハウス)

と言った方がいいくらいでした。

 

もうこの頃になると

名称は「ジャズ喫茶」のまま

カントリー、ロカビリーを経てGSへ・・と

ポピュラー音楽も変遷していきます。

 

グループサウンズ一色だった

60年代後半・・

我が輩ごときは

売れるあてもないミュージシャンで

池袋ドラムあたりでたむろしていたかなぁ・・

 

そういえば

神戸出身の彼女と出会ったのも

この頃だった・・。(¯_¯)b

 

おっ!・・と

色々と話は尽きませぬが

ちょうど時間となりました。

お開きっ!

 

気が向いたら続く・・

 

では、どちら様も

今月も元気に過ごしましょう。 (^ー゜)b

 

by どら

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