♫お酒はぬるめの燗・・よりビールがいい・・ | どら猫でござる。

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ゴールデン猫劇場

こんにちは

こんばんわ

おはようございます。(_ _)

 

本日はお日柄も佳く

誠にもって月曜日・・

 

どちら様も

ご機嫌いかが百万石・・。

延岡は七万石・・

 

先日・・・

あるホームセンターに行ったら

いつもの見慣れたレジが無くなり

自動セルフレジになっていて

しかも、支払いは電子決済・・

 

つまり

現金では買えない・・ってことで

 

「え・・・!?ウソやろ」

「我が輩になんの断りもなく

なに、勝手なことするんじゃ・・」

ブツブツ・・・・(¯ヘ¯)

 

今日の「どらメシ」は

(売り上げ日本一の宮崎餃子を焼いてみた)

 

あれですよ。

 

現金は

100円は100円だし

1,000円は1,000円

それ以上にもそれ以下にもなりませんが

 

電子決済は

割引がどうたらポイントがこうたらで

なんとなくお得感がある・・?

 

しかしですね、奥さん・・

 

電子決済なんてもんは

所詮、人間がシステム組んで

人間が入力するんだから

それも日本の業者ならまだしも

中韓の業者に丸投げ・・・

 

だからトラブルも多い

10%が18%になったり

5%還元が50%還元になったり(¯□¯)

個人情報はダダ漏れだし

停電で止まるし・・・(笑)

 

災害現場や有事の際には

まず間違いなく

電気及び通信インフラは断たれます。

電子決済なんかまったく役に立たん

現金しか使えんのですよ。奥さん

 

昭和のオヤジとしては

あんなもん

とてもじゃないが信用できません。(`∇´)

 

ま、それでも

なんだかんだ言いながら

こうして今日も生きてられるし

どうってことない・・。(˘_˘)b

 

あ、ども・・・

今日もニコニコ現金払い

「どら」でござる。('_')b

 

(猫には小判だ・・・)

 

先日・・・

歌手であり、画家でもあり

そして、猫仲間でもある

八代亜紀さんが亡くなりました。

 

お隣の県、熊本出身で

また、我が輩と同い年ということで

無名の下積み時代(銀座のクラブ歌手)から

密かに応援していたこともあって

非常に残念な思いです。

 

故人のご冥福をお祈りします。

 

(PHOTO by :平凡社/月刊太陽より)

 

[追悼]

八代亜紀という星印・・。

 

彼女の魅力はなんといっても

その人柄・・・

大スターになっても

奢らず、偉ぶらず

おっとりとして、気さくで庶民的・・・

 

長年に渡って

様々な形でのボランティア活動や

故郷での地域社会貢献活動

更生施設への慰問公演などにも積極的に関り・・

 

これは

経済的に困窮していても

自分たちの事よりも

困っている人を見たら放っておけなかった

優しく面倒見の良い両親の人柄を

継いでいたのでしょう。

 

(PHOTO by :平凡社/月刊太陽より)

 

1982年10月11日。

最初のヒット曲

「なみだ恋」発売から10年を記念しての

「ありがとう10周年」リサイタル。

会場となった大阪フェスティバルホールは

地元大阪はもとより

全国から集まった熱狂的なファンで

2700席のキャパは満席・・。

 

曲の合間のMCになると

客席から思い思いの贈り物を持ったファンが

舞台に殺到!

 

その中には

自分で育てた梨を袋一杯に詰めたおばちゃん。

あるいは「食べてください」と

松茸を差し出す老人。

子供の写真を持ってくる人

手紙を渡す人・・・。

 

歌謡曲のコンサートで

ファンが歌手にプレゼントを渡すのは

見慣れた光景ですが

普通はだいたい

花束かぬいぐるみがほとんど・・。

 

庶民的な彼女の人柄を表すエピソードでしょう。

 

(PHOTO by :平凡社/月刊太陽より)

 

八代さんは

マズコミなどでは「演歌の女王」などと

呼ばれたりしますが

元々はジャズ歌手です。

 

本人は

女性としてはキーが低く

声がハスキーだったので

歌謡曲には向いてないと思い

プロを目指すならジャズ歌手

と、決めていたようです。

 

図らずも

歌謡曲歌手としてチャンスを掴みましたが

晩年は

自分のコンサートでは

本格的にジャズ、ブルースなどを

取り入れるようになりました。

 

(PHOTO by :平凡社/月刊太陽より)

 

中学校卒業後

バス会社に就職したものの

歌手への夢が捨てきれず

3ヶ月で辞めて

市内のキャバレー「ニュー白馬」の専属歌手となり

 

しかし

3日後に父親にバレて

ここも辞めざるを得なくなり・・

 

どっこい!!

ここでへこたれないのが

彼女の真骨頂・・。

 

一念発起し

家出同然で単身東京へと向かったのでございます。

この時わずか15歳・・・。

 

親戚の家に下宿させてもらい

基礎を勉強するために音楽学院に入学。

音楽喫茶でバイトしながら

生活費と学費を稼ぐ毎日でした。

 

それから3年・・・

 

念願かなって

銀座のクラブの専属歌手となり

そうこうしているうちに

その店の歌手だった三谷謙(後の五木ひろし)に

プロダクションを紹介されたのでございます。

 

1971年に

晴れてテイチクより

「愛は死んでも」でレコード・デビュー。

しかしまったく売れず・・・。

 

それからというもの

彼女は

トランク一杯にレコードを詰め込んで

全国のキャバレーを周り

必死に売り歩く毎日でした。

 

(PHOTO by :平凡社)

 

その当時・・

 

日本テレビ系列で放送されていた

プロアマ問わずのオーディション番組

「全日本歌謡選手権」で

クラブ時代に世話になった三谷謙が

10週連続勝ち抜いてグランドチャンピオンとなり

五木ひろしとして再デビュー

「よこはまたそがれ」の大ヒットで

人気歌手の仲間入り・・。

 

これを受けて彼女も挑戦

見事!グランドチャンピオンとなり

1973年に発売した

「なみだ恋(作詞:悠木圭子/作曲:鈴木淳)」が

120万枚の大ヒット!

(暮れのNHK紅白歌合戦に初出場)

ようやく

永年の苦労が報われたのでございます。

 

※この番組からは

他に、天童よしみ、中条きよし、山本譲二らが

再起を果たしている。

 

人生って不思議なもので

こうなると

今までの苦労が嘘のように

好転し始めるんですね

 

その後もヒット曲を連発!

やがて

デコトラの長距離運転手たちから

「トラック野郎の女神」として絶大な支持を得て

1977年には東映のヒットシリーズ

「トラック野郎・度胸一番星」に

出演するのでございます。

 

ではここで

我が輩の一番好きな曲。

 

「舟唄」(1979)

歌:八代亜紀/作詩:阿久悠/作曲:浜圭介

 

♪お酒はぬるめの燗がいい

  肴はあぶったイカでいい

  女は無口なひとがいい

  灯はぼんやりともりゃいい

 

こういうイメージだと

やはり雪深い日本海ですね。

 

粉雪が舞う夕暮れの港町

路地裏に佇む小料理屋に

ふらりと立ち寄るワケありの男・・・

 

店には40前後の

髪を上げたうなじも艶っぽく

和服を粋に着こなした「ちょっといい女」が

女将でいたりなんかするんですよ。

 

流行っているのかいないのか

他に客はいない・・・。

 

カウンターには熱燗とおでん・・

ほとんど無言のまま

二人の時は過ぎていく・・・。

 

なんてな・・。

 

まあ

そこまで無口でも困りますが

こちらも人見知りなもんで

そこそこはしゃべってくれないと・・・f(¯ i ¯)

(あんたの話かい!)

 

 

この場合・・ワケありの男は

やっぱり高倉健さんかな・・・

となると

女将は倍賞千恵子さん?

 

ああ、それ

1981年11月公開の東宝映画

「駅STATION」の有名なシーンやん・・

 

年越しの夜・・・

店に置いてある小さな赤いテレビから

聞こえてくるのは「舟唄」

 

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※使われたのは1979年の紅白歌合戦で

八代亜紀さんがトリで歌った場面。

まだ売れない下積みの頃。

高倉健さんの全国ツアーに

前座歌手として同行したのも何かの縁か・・。

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もし、今だったら

誰じゃろ・・・?

 

健さんのような渋くて寡黙

それでいて「男の色気」を感じさせる俳優・・

最近いなくなったなぁ・・・

 

舘ひろし

役所広司

吉田鋼太郎・・・

ちょっと歳とりすぎたかな・・(–_–)

 

次の世代だと

西島秀俊

上川隆也・・・かな

 

だとすると

相手の女将さん役の女優は

 

小林綾子

遊井亮子

酒井美紀・・・

 

が、ええかな

(あくまでも個人的な好みです)

 

そして・・・男と女。

己の辿ってきた人生に何を思い

これからの人生に何を求めるのか・・

 

時は静かに流れていく・・・。

 

みたいな・・。

 

(映画「駅STATION」のスチールより)

 

お酒はぬるめの燗がいい・・♫

 

こういう場合日本酒かな

やっぱ・・・。

ビールや水割りじゃ合わん。

 

しかし

我が輩は日本酒は苦手

焼酎の本場なのに

焼酎も呑めんときた。

 

ビールしか呑めんのじゃ

猫舌なので・・・

 

ん・・・?ちょと違うか・・

まあええ・・・。

 

 

肴はあぶったイカでいい・・・♫

 

これって

スルメイカだよね

たぶん・・・

あぶるんだから・・。

 

いやムリ・・・。

我が輩は歯と歯茎が弱いんだ。

あんなもん食えたもんじゃねえ

 

ビールしか呑めねえんだから

フライドポテトか枝豆でいいです。('_')b  

(あんたの話はええって・・)

 

 

灯はぼんやりともりゃいい・・・♫

 

そうだ・・・。

灯りはぼんやりでいいのだ。

 

ここでの「ぼんやり」は

「ボーッ」とは違うけどね

 

仄かな灯なんだ。

優しいんだな・・・・。

 

カァーッ!と、ギラギラ輝いてたら

そりゃ、キャバレーだかんね

場末の小料理屋には似合わねえよ

 

両手を回してェ〜

帰ろ 揺れなっがっら〜ぁ・・♫

 

ほんのり灯る

オレンジ色の灯りが

「あったまろ・・・」と呼んでるんだな

 

それはともかく・・

 

阿久悠大先生の詞にはドラマがある。

情景が浮かぶんだな

そのまま膨らませると

一話の脚本が書けるくらいに・・

 

 

そんなこんなで

今夜もまたビールが呼んでます。☆□D\(^_^ ) 

(呼んでない、呼んでないし・・)

 

ひとしきり酔いが回ると

眠るのです。

 

呑んで呑んで呑んで呑んで

回って回って回ってねむ〜る〜♫

 

では、どちら様も

今週もまた元気に乗り切りましょう。(^^)/

 

by どら