ちび母さんは天国へ・・・ | どら猫でござる。

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ゴールデン猫劇場

こんにちは

こんばんわ

おはようございます。(_ _)

 

去る1月12日・・。

我が家の

小さくても偉大な母さん

「ちび」(通称「ちび母さん」、愛称「ちぃちゃん」)が

静かに息をひきとりました。(享年21歳)

 

(3歳の頃の凛々しいちび母さん・・・)

 

召されて「ちび」は天国へ・・・

 

この子は非常に生命力が強く

去年の5月と10月に

2度も心肺停止になりながら

そこから復活した

執念で生き抜いた子です。

 

しかし・・

3回目はもう起きませんでした。

 

(目を覚まして!!とばかりに懸命に舐め続けるハイジ)

 

無念ですが

天寿を全うしたと思います。

最後まで苦しまずに

眠るように息を引き取ったのがせめてもの救い・・

 

 

最後までよくがんばった。

でも、もうがんばらなくていいよ。

静かにおやすみ。

 

ちび母さん

ありがとう・・・

 

ウチの子になってくれて

ありがとう

 

たくさんの想い出を

ありがとう

 

天国でも元気でな・・・

 

(花で埋めてあげます)

 

まるで眠っているかのように

今にも起き上がって動き出しそうです。

 

13日に通夜。

14日に葬儀を滞りなく執り行いました。

 

 

我が街には

本格的なペット霊園も無ければ

ペット専用火葬場も無いです。

 

なので

葬儀場と火葬場がセットになった

コンテナ??で執り行います。

それでもあるだけでありがたい。

 

(3人も入れば一杯の斎場)

 

[また会おうね、、、虹の橋で](2016)

歌:秋月こおり/作詞・作曲:ラピシングイーリア

 

今から約18年前・・

 

ある冬の寒い日

我が家の駐車場のクルマの下で

佇んでいるちっちゃな黒猫発見。

すでに成猫の野良です。

 

その黒猫は

最初は近づくと逃げていましたが

 

日が経つうちに

「この家は安全だ」

と思ったのかどうか・・

それから度々姿を見せるようになったのです。

 

そのうち、居座るようになり

何か言いたげに、じーっと見つめるので

食事と水を置いたところ

チラッチラッと、こちらを警戒しながらも

おいしそうに食べてくれたのです。

 

それからというもの、毎日来るようになり

やがて、朝、玄関の前で

「ニャーニャー・・」と催促するように(笑)

 

すっかり慣れたので

では、お名前を・・・

 

小さいので「ちび」と呼んでましたが

これで正式命名。

 

通称「ちぃちゃん」ではどうかと・・

本人も、気に入ったらしく

「ニャー・・・」と言ったので

「ちぃちゃん」に決まり。

 

(5歳の頃・・・)

 

しばらくしてから

ちぃちゃんが身ごもっていることに気づきました。

体が小さく、お腹も大きくなかったので

それまでまったく気づかなかったのですが

後から思えば

タイミング的に、お腹の子供のために

「栄養を補給しなければ」という本能が働き

それが、ウチに来たきっかけかも知れません。

 

そして、ちぃちゃんは

道路を挟んだ向かい側の

崖の斜面の大きな木の下で出産したのです。

食事の催促も、朝、昼、晩と3回になり

我が家と斜面を何度も何度も往復して

子育てしていたのですが・・。

 

我が輩は

斜面では危険すぎるので

なんとか我が家の倉庫に

移動させたいと考えていたのですが

幼子をかかえた母猫には

なかなか近づくことは難しく・・・

 

そうこうしているうちに

もの凄い暴風雨の夜

危険を感じたのでしょう。

ちぃちゃんは、小さな体で

まだ、歩く事もできない子供たちを

おそらく、一匹ずつ口にくわえて

我が家の倉庫に運んだみたいなのです。

 

朝、倉庫に行ってみると

段ボールの中に、4匹の子供たちが寝ていました。 (´`)

 

それからが大変です。

子供たちはあっと言う間に歩けるようになり

それぞれ勝手に、トコトコと徘徊を始めるのです。

 

こりゃ、敷地の外に出るとヤバい!

早速、ネットを買ってきて

家の周りを、ゴルフ練習場のように

ぐるりと囲みました。

 

(ちび母さんと子ども達・・一番奥がちぃちゃん)

 

子供たちには

それぞれ

 

ロック(男の子)

ワルツ(女の子)

ルンバ(女の子)

タンゴ(男の子)

 

と、音楽の名前を・・・。

 

早速、里親探し

「ロック」と「ワルツ」はものすごく可愛くて

すぐに里親さんが見つかりましたが

「ルンバ」と「タンゴ」はとうとう、見つからず

そのまま、我が家の家族となりました。

 

「ルンバ」は天下無敵のはねっかえり娘。

気性が激しいけどヘタレ

いつも「シャアシャア」言ってるけど

物音がするとすぐに逃げる

口だけ番長です・・。(笑)

 

「タンゴ」はとにかくおしゃべり

我が輩の顔見ると

何かしら延々と話しかけてきます。

寝てる時と食べてる時以外は

だいたい何か喋ってる。そんな子でした。

 

その「ルンバ」も

2022年12月6日。

天国へ旅立ち(享年18歳)

(在りし日のルンバ)

 

そして・・・

 

それから20日後の12月26日

ルンバの後を追うように

タンゴも旅立ちました。(享年18歳)

(在りし日のタンゴ)

 

天国の「ちび」へ・・。

 

みんなにはもう逢えましたか?

寒くはないですか?

貴女は気丈で頑張り屋さんなので

我慢せず暖かくして過ごしてください。

 

ご飯はしっかり食べてますか?

大好きなチュールをたくさんお供えしときました

 

(子供達のルンバとタンゴと一緒に納骨です)

 

最後の最後まで

 

病気もせず

悪さもせず

 

手間もかけず

心配もかけず

 

静かに生涯を終えてくれました。

 

たくさんの想い出を

ありがとう

 

天国でも元気で・・・

 

では、どちら様も

寒暖の差が激しい日々ですが

くれぐれも体調にはお気をつけください。

 

by どら

 

■ひと口メモ

「また会おうね、、、虹の橋で」は

熊本県出身のヴォーカリスト

秋月こおりのデビュー・シングル。

切ないメロディで

ペットを亡くした悲しみを癒す

「ペットロスソング」として

静かな人気を集めています。