住民監査請求の結果が届いた。
私の第4回目である。
大きな前進があった。
考察もたくさんある。
言いたいことは山ほどある。
ここでぼやいるだけでは変わらない。
行動を起こす。
態度で示す。
幸い、監査委員や監査事務局に、直接訴えかける機会がある。
これが住民監査請求の制度の優れたところである。
その訴えが効いたのか、大きな前進があった。
その1つを紹介する。
監査委員は、
必要に応じて、
「他の専門家に意見を求めることができる」
と地方自治法に定められている。
ここまでの3回で、1回もやってこなかったことを、
静岡県監査委員は実施した。
しかも、2名の金融専門家に意見を聞いた。
この専門家には謝礼は払われない。
善意による協力である。
なぜ、前の3回はやらなかったのか、と思うが、
これも徹底して、散々求めたことである。
やらなければ、公正、不偏な監査は実施できないと、
監査委員や監査事務局が自覚したのだろうと思う。
単純に、「請求人の希望を聞いた」という形にしたら、
それこそ、公正ではなくなってしまうからである。
当たり前なことだが、
公の組織は、この程度なのだ。
4回やって、ようやく動き出した。
大いなる前進だと言っている。
もちろん、他にも問題はたくさんある。
一歩ずつ、堅実に、着実に。