星とつながり大地と生きる半農半星生活をしている今井恵理です☆

昨日、6月30日に水星が双子座から蟹座に移動しました。

このところ、柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に天体が多く、配置的に流動的ゆえに迷いも生みやすい流れでしたが、それも変わっていきます。

大きな流れとしては、『火星にド突かれ、水星で新しい回路を開く』で書きましたが、水星・蟹座に的を絞って書いてみようと思います☆

蟹座は、火地風水のエレメンツで言うところの水で、情緒性が高く、なおかつ活動・不動・柔軟のクオリティでは、活動宮に区分されます。

水の星座は、情緒性が高く、水そのものに象徴されるように、それ単体では形を作ることができません。

つまり、誰かや何かとの関わりをとおして、自らを体現していくことになります。

それが活動的に、活発に作用することから、他者との交流・対話は、水星が蟹座から獅子座に抜ける7月14日までのテーマといってもいいでしょう。

水星の象意として、人と人とのコミュニケーションだけに限らず、交渉事や日常使いのシステム作りなど、自分と外部とのやりとりの活性化ということなのですが、ここに蟹座的な要素が入り込んでいきます。

蟹は、その堅い甲羅を持って、身を守り、内と外を明確に分けています。

水の星座ならではの共感性に突出していますし、この守るという要素そのままに愛し育む能力にかけて、右に出る者はないです。

母性といってもいいかもしれませんが、何事もいい悪いはなく、どう使いこなしていくか。

問題が起こる時には、捉え方というのもあるのですが、そのエネルギーが過剰か不足かにも大きく左右されます。

この守るとか共感・母性が、どう働くか、使うかで、結果はおのずと変わってきます。



相手の話や状況を察するような細やかなやりとりも期待できますし、その原動力になるのは、相手や対象を知りたいという切なる願いでしょう。

相手を理解し、共感し、自分の身の一部に取りこんでいくという意味においては、仲間意識にも通じますし、これまで理解できなかったものすら、たとえ痛みを感じてでも理解しようという方向で使える分、キャパも広げられます。

長じても、無意識のうちに、幼少期のホッとできた思い出や、古き良き時代を心の拠り所にしているというのは、よくあることですが、ここに共感できる者同士で暖かい交流が期待できるでしょう。




自分が属するもの、小さなところでは家族や会社、大きなところでは自分を取り巻くこの世界を慈しみ、その中で自分の力を最大限に貢献していこうという流れが見て取れます。

同時に、共感できる自分の仲間がどこまでかによっては、排他的かつ保守的な環境を生む場面も出てくるでしょう。


論知的な交流よりも、感情に重きを置いていくので、ある意味面倒くさいやりとりになる場合もあります。

言いたいことは同じなのに、たった一言にすれ違いで、こじれるみたいな。

そういう時は、言った言わないではなく、相手がそう感じたんだね、というところを一度飲みこんでから、お互いにとっていい方向を見つけていくという方法が、この時期にはより効果的でしょう。

相手に何かを届けたいのなら、自分の心を開け放ち、本音でぶつかっていくこと。

こういう時にはこういう言い回しが効果的というテクニックは、この時期かえって相手の心を冷ますだけでしょう。

逆にどんなに難しい局面でも、思いの丈をぶつけていけば、突破口を開いていける可能性に満ちているということでもあります。

恐れから自分の活動域を狭めず、心を開いて殻を脱いだ時、世界は実はいつだってあなたに優しかったということに気づくかもしれません。


論理的な話は、それからでも遅くなさそうです。

もちろん、その過程で傷つくこともあるでしょうけど、あるかどうかわからない未来の傷を恐れて固い殻の中に閉じこもって重装備しているよりも、ずっと軽やかに進んでいけるでしょう。

人は結局、感情を揺り動かされなければ、本当の意味で動く事はなく、何かを成すにおいて、理屈ではなくどうしていきたいのか、ここを擦り合わせていく過程が、とても大事。

そのための時間を、たくさんとっていくといいかもしれませんね。

それぞれの守りたいものを尊重しつつ、受け入れる領域を増やしていくこと。

それを攻防ではなく、母性的な意味合いを持って取り組んでいくと、この蟹座水星期を実り豊かなものにしていけそうです。


これまでに、自分はこれが大事だ、これを守っていきたい、ということが見えてきた方。

その心を大切に、まわりに表現してみてはいかがでしょう。

楽しみですね♪


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