・新書版:2021年9月 KADOKAWA
・文庫本:2024年5月 角川文庫
<内容紹介>
謎のウイルスをぶっ飛ばせ!!
「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を
絶体絶命のピンチが襲う。
目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する
謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。
緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。
一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。
マドンナと教授には共通点が……!? 泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!!
読了日:2024年5月28日
民王の続編です。
前作は、文春文庫から刊行されているのを読んだのですが、
続編は角川文庫からなんですね。。。
いつの間にか、前作も角川文庫から新装版として発売されていた・・・
池井戸潤にしては珍しい、パロディ的な作品。
前作の流れを踏襲しています。
金融関係のトリックなどはなく、難しく考えずに単純に楽しめました^^
民王はドラマ化もされました。
そのドラマ化の影響か?
本作を読んでいても、ドラマでそれぞれの役を演じた役者さんの顔が浮かんでしまった。。。
武藤総理 :遠藤憲一
翔 :菅田将暉
貝原秘書 :高橋一生
狩屋官房長官 :金田明夫
公安・新田警視:山内圭哉
そういえば、「ミステリと言う勿れ」がドラマ化された時、
最初の2回ほどをみたのですが、
1回目に刑事役で遠藤憲一、
2回目(?)バスジャックされたバスの乗客に金田明夫が出演していた気がします。
彼らが菅田将暉と絡むと、おもわず「民王」を思いだしちゃったものです。
それほど印象深いドラマです > 民王