【緊急事態宣言・発動初日】2020/4/8…太陽が消えた街と、スーパームーン | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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法政大学野球部を中心として、東京六大学野球についての様々な事柄について、思いつくままに書いて行くブログです。
少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

昨日(4/7)、史上初の「緊急事態宣言」が発令され、本日(4/8)、その「緊急事態宣言」が施行された。

そのため、百貨店やショッピングモールなどの大型店舗や、映画館やカラオケ店など、人が集まりやすい施設も、軒並み営業を「自粛」し、「休業」に踏み切った。

今、日本中は、ヒッソリと静まり返っていると言って良い。

 

 

そして、本日(4/8)は、美しい「スーパームーン」が、夜空に輝いていた。

日本中が、コロナとの戦いに立ち向かう中、ひと際、美しい月が夜空に浮かぶというのも、

何とも言いようが無い組み合わせであると、私は思ったものである。

 

<静まり返る街並み…「ゴーストタウン」と化した、東京都心>

 

 

ところで、私は、「緊急事態宣言」が発令されている最中ではあるが、

「仕方なく」仕事をするために、職場へと通っている。

出来れば、全員、自宅で仕事をする事が望ましく、コロナ感染を防ぐためには、

家に引き籠り、何処にも行かない方が良いに決まっているのだが、

世の中には、テレワークが可能な仕事もあれば、そうではない仕事も有る。

私の仕事は、残念ながら(?)後者の仕事なので、今も、コロナの恐怖に怯えながら、職場へと通っているが、

今日、街を歩いてみると、多くの店のシャッターが閉まり、見事なまでに、街はガラガラであった。

それは、さながら「ゴーストタウン」という表現がピッタリであり、それは何とも寂しい光景としか言いようが無かった。

 

 

私は、仕事の行き帰りに、行き着けの書店に寄って行くのが、何よりも楽しみであるが(※注・写真に掲げた書店は、その書店ではない)、

今日、その書店に行ってみると、「緊急事態宣言発令のため、当面の間、休業します」との事であった。

仕方が無い事とはいえ、「ああ、私の好きな本屋も、休業に追い込まれたのか…」と、私は何とも悲しい気持ちになったものである。

 

<人は、コロナでも死ぬが、経済活動のストップでも死ぬ…「コロナショック」の恐ろしさは、人々の生活をぶっ壊す事>

 

 

 

当たり前の話であるが、人間というのは、飲み物を飲み、食べ物を食べなければ、生きていけない。

そして、現代社会においては、人は、仕事をして、お金を稼いで、食料を買わないと、生きてはいけない。

つまり、人間が生きる事と、経済活動とは、全くイコールなのである。

という事は、経済活動が全くストップしてしまい、収入源を断たれてしまっては、人は生きて行けないという事になる。

しかし、「コロナショック」により、感染拡大のリスクを避けるため、ありとあらゆる業種が、「休業」を余儀なくされ、

多くの会社やお店が、屋台骨が大きく揺らいでいる。

つまり、「コロナショック」のせいで、経済はメチャクチャになってしまった。

 

 

既に、収入が全く無くなり、「廃業」に追い込まれた会社やお店も多いと聞く。

この先、「コロナショック」が長引けば、更に、バタバタと潰れてしまう会社やお店も、続出するのではないだろうか。

人は、ウイルスでも死ぬが、経済活動のストップでも、死んでしまう。

私は、感染症の恐ろしさには、病気そのものの恐ろしさは勿論、感染症の広がりにより、

人々の生活の根本が破壊され、社会が崩壊の危機に瀕するという、別の恐ろしさが有るという事も、嫌と言うほど、思い知った。

だからこそ、経済活動をストップし、外出制限をするなら、補償とセットでなければならないのであるが、

今の日本政府は、どうにも、国民にお金を出したくなないらしい。

そうなると、誰も、お金をくれなければ、食って行けないという事になり、人は、感染症の恐怖に怯えながらも、結局は働くしかないではないか。

これは、本当に頭の痛い問題である。

 

<「太陽が消えた街」…ヒッソリと静まり返った街を見た、私の感慨>

 

 

 

さて、私がこの記事のタイトルに掲げた「太陽が消えた街」という文言を見て、

「あ、あの歌の事か!!」と思った方は、なかなかのサザンオールスターズ(桑田佳祐)通である。

「太陽が消えた街」とは、私がリスペクトして止まない、桑田佳祐が、1994(平成6)年にリリースしたソロアルバム『孤独の太陽』に収録されていた曲のタイトルであるが、私は、『孤独の太陽』を初めて聴いた時から、「太陽が消えた街」というフレーズが、妙に心に残ってしまった。

(※このアルバムには「月」というタイトルの、素晴らしい名曲も収められている)

 

 

今日、空はとてもよく晴れており、良い天気だったのだが、

すっかり人が居なくなった街並みを見て、私は、何とも寂しい気持ちになり、

ふと、「太陽が消えた街」というフレーズが、頭に浮かんだ。

実際、空には太陽が有るのだが、街は、恰も太陽が消えてしまったかのように、活気を失っていた。

まさか、日本がこんな状態になってしまうとは、今年(2020年)が始まった頃は、誰も思っていなかった筈である。

つくづく、コロナというのは、何とも忌まわしい。

 

<夜空に輝くスーパームーンを見て…「明けない夜は無い!!」「コロナに必ず打ち勝つ!!」と思った私>

 

 

そして、冒頭でも書いた通り、今日の夜、ふと空を見上げると、

大きくて美しい満月、「スーパームーン」が、夜空に輝いていた。

私は、その美しさに、しばし見惚れてしまったが、この月を見て、

私は「明けない夜は無い!!」「コロナに、必ず打ち勝つ!!」と、改めて思ったものである。

そして、前回の記事でも書いた通り、我々は、コロナ終息に向けて、一人一人が出来る事を、しっかりとやって行くだけである。

 

 

という事で、私は、普段はこのブログで、身辺雑記的な事は、あまり書かないのであるが、

今回は、敢えて、コロナショックの真っ最中である、私の心象風景(?)を、エッセイ風に書かせて頂いた次第である。

これは、「ああ、あの時は、こういう気持ちだったなあ」と、後で振り返って読み返すためであるが、

そのためにも、体調と健康には気を付けて、コロナ危機を乗り越えて行きたいものである。

 

それでは皆様、今回は、取りとめのない文章をお読み頂き、有り難うございました!!