南海キャンディーズと蒼井優⑥(完結編)~山里・蒼井優の結婚会見と、これからの南海キャンディーズ~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

2019(令和元)年6月5日、南海キャンディーズ「山ちゃん」こと山里亮太と、人気女優の蒼井優の結婚記者会見が行われ、

そこで、山里の相方である「しずちゃん」こと山崎静代の紹介により、山里蒼井優が出会い、そして、2人が結婚に至った経緯などが発表された。

そして、この結婚記者会見は、近来稀に見る、とても素敵な記者会見であった。

 

 

今回は、笑い有り涙有りだった、山里亮太と蒼井優の記者会見の模様をお伝えするが、

蒼井優に対しての、ある質問に対し、山里が見せた「男気」と、

南海キャンディーズの2人の絆が見て取れた「名場面」などについて、描いて見る事としたい。

 

<山里が蒼井優の実家に結婚の挨拶に行った時の出来事…まさかの「寸劇」に、記者会見場が爆笑に包まれる!!>

 

 

 

 

 

山里と蒼井優の結婚記者会見で、最も印象的だったのは、やはり、山里が蒼井優の実家に、2人の結婚の挨拶に行った時の出来事が話された場面であろう。

「両家に、(結婚の)挨拶は済んでいるんですか?」という記者からの質問に対し、2人は「はい」と答えたが、

そのやり取りというのは、山里が「一生かけて、優さんの事を幸せにしますので、どうか僕たちの結婚を許してくれませんか?」と言ったところ、蒼井優のお父さんが、「こちらこそ、有り難う」と言って、山里の肩を抱いてくれた、というものであった。

その時、山里も蒼井優も、そして蒼井優の両親も、みんな泣いていたとの事だが、とても感動的な光景が蘇って来るようであった。

…と、ここまでは、よく有る結婚の挨拶の場面だが、この後、まさかの出来事が有った事が、この新婚カップルから明かされた。

 

 

 

 

蒼井優のお父さんは、前述のようなやり取りが有った後、

「(結婚の挨拶について)いくつかパターンを用意したから、全部やらせてくれ」と言ったというのである。

山里も蒼井優も「ええっ!?」と思ったが、お父さんのやりたいよにやらせてみた。

すると、彼はまず、山里にもう一度、結婚の挨拶をさせた後に、

「どこの馬の骨かわからない奴に、娘はやれん!!」と言った。

そして、その後、「有り難う、次ね」と言い、次のパターンに移った。

 

 

 

 

 

次のパターンというのは、下記のようなやり取りであった。

山里「お父さん、優さんを僕に…」

お父さん「君にお父さんと言われる筋合いは無い!!」

山里「失礼しました…。優さんを僕に下さい!!」

お父さん「手塩にかけて育ててきた娘を、貴様みたいな奴にやれるわけないだろ!!なあ、母さん!!」

山里に、「お父さん」と呼ばれた彼が激怒し、「大事な娘を、貴様なんぞにやれるか!!」と言う、ドラマや映画でよく有るような場面であった。

 

 

 

 

 

その後、お父さんが山里を殴ろうとしたところ、

蒼井優のお母さんが「お父さん、もういいから…。山里さんに当たっちゃうでしょ!」と言ったところ、

お父さんは、構わずに「芝居」を続け、彼が山里に対して殴りかかろうとする所を、

蒼井優が「お父さん、やめて!!」と、全力で叫んで止めるよう、指示を出した。

これらの「寸劇」について、お父さんは全て「演出」し、その場に居た山里と蒼井優と、お母さんに、細かく指示を出したという。

それらが全て終わった後、お父さんは「有り難う!楽しかったー!!」と、実に晴れ晴れとした表情で、楽しそうな様子であった。

山里は、まさか結婚の挨拶に行って、そのような「寸劇」をやるとは思っていなかったようであるが、とても茶目っ気の有る、楽しいお父さんである。

私は、このやり取りが記者会見で披露されるのを見て、本当に大笑いしてしまったが、蒼井優という人は、とても素敵な家庭で育ったのだなと思った。

 

<蒼井優に対して飛んだ、ある質問に対して…山里が見せた「男気」とは?>

 

 

 

 

 

このように、終始、笑いに包まれ、和やかな雰囲気で進んでいた結婚会見であるが、

一人の記者から、蒼井優に対し、ある質問が飛んだ時、少しおかしな雰囲気になった時が有った。

「蒼井優さんは、芸能界一のモテ女優と言われ、芸能界の男性でもファンが多いようですが…」

それは、蒼井優が「恋多き女」として有名で、これまで、数々の恋愛遍歴が有った事を念頭に置いた質問だった。

その質問に対し、蒼井優は真顔になり、首を左右に振っていた。

それは、「ここで、そんな質問をするのか…」と、ちょっと困惑した表情にも見えた。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、山里はすかさず、蒼井優に代わって、その質問に答えた。

「皆、心配するんですけど、一切心配していないんです。皆さんの目の前に居る蒼井さんと、違う蒼井さんを見せて頂いていると思うので…」

と、山里は蒼井優の人柄について、語り始めた。

山里は、蒼井優について、「純粋で、楽しい時に笑って、美味しい物を食べている時、コロコロ笑って、泣きたい時に泣く…」と、彼女の人となりを形容した。

 

 

 

 

更に、山里は、その記者からの質問について、その記者が使っていなかった「魔性」という言葉を、敢えて使い、

「皆が思い描くのって、「魔性」って単語を使ってるけど、僕はそんな人間じゃないと、一緒に居てずっと見てたので、皆さんが思う、魔性から発生する心配は、一切ございません」と、言い切った。

つまり、蒼井優は「魔性の女」なんかではないと、山里は蒼井優に全幅の信頼を置いていると、堂々と宣言したのである。

その言葉を聞いている時、蒼井優は少し俯き、感に堪えないといった表情をしていた。

蒼井優は、山里が見せた「男気」に対し、改めて、彼への信頼を篤くしていたのかもしれない。

 

 

 

 

そして、その後、記者から「お互いに、浮気の心配は無い?」と質問された際に、

山里は「僕は無いです」と答え、蒼井優も、それに被せるように、すかさず「無いです」と言い切った。

山里は、蒼井優に対し、「(無いですと答えるのが)ちょっと早いかな」とツッコミを入れたが、

ともかく、結果として、記者からの無粋な質問にとり、結果として、山里と蒼井優の信頼関係が伝わって来るようなやり取りが見られる事となった。

 

<「真面目に頑張ってれば、いいことってあんねんな」…しずちゃんの涙に込められた思い>

 

 

 

 

 

 

 

そして、この結婚会見で、最も感動的だったのが、山里が、しずちゃんに蒼井優との結婚を報告した時の出来事を話した時であろう。

山里が、しずちゃんに対し、「蒼井さんと、結婚する事にしたんだ」と伝えた時、

しずちゃんは「真面目に頑張ってれば、いいことってあんねんな」と、答えたという。

それは、本当に様々な出来事を乗り越えて来た、南海キャンディーズの相方としての、万感の思いを込めた言葉であった。

 

 

 

 

 

山里は、「ブサイクだと言われて、色々な人に、気持ち悪いとか嫌われたりとか、炎上だとか色々有ったけど、そんな世界の事が大好きで、一生懸命、頑張って真面目に生きていたら、こんな素敵なゴールを1個用意して頂ける…」と、結婚の思いについて語った。

すると、山里の言葉を隣で聞いていたしずちゃんは、見る見る内に涙ぐんで行き、彼女の目から、涙がこぼれ落ちていた。

しずちゃんは、自分の相方と、大切な親友が結婚した事に対し、心から喜び、そして誰よりも感激している事が、見ているこちらにも、ひしひしと伝わって来た。

それは、この結婚会見の中で、最も感動的な場面だったと言って良い。

 

 

 

 

 

すると、しずちゃんの様子を見ていた記者から、しずちゃんに対し、

「しずちゃん、少し涙ぐんでいるようにも見えましたが…」という質問が飛んだ。

涙ぐんでいたどころか、どう見ても、しずちゃんは泣いていたのだが、

その質問に対し、しずちゃんは「いやー…。ちょっと、目にゴミが入っちゃって…」と、何とも古典的な誤魔化し方をした。

山里から「古いタイプ!なかなか古いタイプの誤魔化し方!!」というツッコミが入り、またしても会見場は笑いに包まれた。

ともかく、南海キャンディーズの2人には、この2人しかわからない、色々な思いが有ったに違いなかった。

そして、山里と蒼井優の結婚を、心から祝福し、涙と照れ笑いを見せたしずちゃんは、やはり素敵な女性だなと、私は改めて思ったものである。

 

<蒼井優が、山里との結婚を決めた「本当の理由」…山里の、仕事に対する「尊敬の念」が、根底に有り!!>

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚会見の最後に、蒼井優は、最初に質問された時には、完全には答えられなかった、山里との結婚を決めた理由について、

改めて、次のように語り始めた。

「先程、山里さんの何処が結婚の決め手になったか、一番大事な事を言うのを忘れていまして、私は、山里さんの仕事に対する姿勢を、本当に尊敬しています」と、蒼井優は、山里の仕事に対する姿勢を、心から尊敬していると話した。

 

 

 

 

 

 

 

更に、蒼井優は次のように述べた。

「私は、基本的には怠け者なんですけれども、実際に仕事に入るとなったら、とことんやってしまうんです。山里さんを見ていると、それで間違ってないんだなって思わせてくれるので、とても勇気が湧きます。これから、自分がやれる限りの、頂いた仕事は精一杯やりまして、出来る限り、亮太さんを支えたいと思います。今日は有り難うございました」

と、蒼井優は山里との結婚を決めた理由と、これからも、山里と共に支え合い、女優として精一杯、活動して行きたいという、「決意表明」を述べた。

 

 

こうして、山里亮太と蒼井優の結婚記者会見は幕を閉じたが、何度も述べて来た通り、近来稀に見る、とても素敵で、味の有る記者会見であった。

見ていて、思わず和んでしまうような、思わず笑顔になってしまうような記者会見だったが、これからも、お二人には末永くお幸せにと、私から祝福の言葉を贈らせて頂きたい。

 

<南海キャンディーズのこれから…「南海ホークス」と「キャンディーズ」の魂を受け継ぐお笑いコンビ!?>

 

 

さて、南海キャンディーズと蒼井優の、これまでの足跡について述べて来たが、

あまり野球ブログとは関係無いような話題について、長々と書いてしまったので、最後に、少し野球ブログらしい事(?)について書き、この記事の締めくくりとさせて頂く事としたい。

 

 

 

 

まず、南海キャンディーズというコンビ名の由来の一つとなった南海ホークスという球団は、1988(昭和63)年限りで大阪の地を離れ、

1989(平成元)年、新生・福岡ダイエーホークスとして、九州の地に降り立った。

そして、今年(2019年)はホークスが九州に来てから、ちょうど30周年という記念イヤーとなっている(現在の球団名は、福岡ソフトバンクホークス)。

 

 

 

 

そして、南海キャンディーズというコンビ名の、もう一つの由来であるキャンディーズは、

1978(昭和53)年4月4日に、後楽園球場で、伝説の解散コンサートを行なったが、それから既に41年の月日が流れた。

その41年目となる今年(2019年)、元キャンディーズのメンバー、伊藤蘭が、41年振りに歌手活動を再開し、ソロデビューを果たしたが、

山里亮太蒼井優の結婚という出来事が有った年にソロデビューを果たすというのも、何かの縁であろうか。

 

というわけで、南海ホークスとキャンディーズという、既に存在しない2つのグループ(球団)の名前を受け継ぐ南海キャンディーズには、今後も、更なる活躍をして欲しいものである。

そして、山里亮太蒼井優の夫婦の幸せを、私も心から願っているが、2人を結び付けたしずちゃんにも、良い相手が見付かり、結婚して頂ければなと思っている。

 

(「南海キャンディーズと蒼井優」…ひとまず「完」)