本日(2/19)は、もう一つ、私が気になるニュースについて、私の意見を書かせて頂く。
プロ野球の、東北楽天ゴールデンイーグルスが、
突如として、今まで私設応援団が使っていた応援歌での応援を、全て禁止し、
今シーズンから、新たに、球団側が雇った人物により作曲された新応援歌のみを歌うよう、
一方的に発表したのである。
敢えて言わせて頂くが、これはファンの気持ちを完全に無視した、
一方的な暴挙であると言わざるを得ない。
私も、この騒動について、全てを知っているわけではないが、
要するに、球団側と私設応援団側が対立し、
球団側が私設応援団を「追放」し、球団の息がかかった人物による「官製」の応援歌を歌いなさいと、
ある日突然、ファンに何の説明も無く、一方的に通告して来たようだ。
当然、楽天ファン達も、この一方的な通告には猛反発し、
一斉に、反対の声を上げているという事だが、それも当然であろう。
更に、新しく作られた応援歌が、どう聞いても「やっつけ仕事」で、
『全体的に「オオオオ」や「打て」「ホームラン」というフレーズと選手名を組み合わせたものばかりだったため、プロデューサーのジントシオ氏に対し、「やっつけ仕事すぎる」「手抜き仕事」と不満が続出』
しているとの事である。
「前の応援歌の方が良かった」「そもそも、一方的にこんなダサい応援歌を押し付けるな」
と、今、楽天ファン達は猛反対している状況である。
言うまでもないが、プロ野球は、ファンあってのものであり、
球団側が、お客様であるファンの声を無視してしまって良い筈が無い。
勿論、楽天球団側にも、色々と言い分は有るのだろうが、
それにしても、ある日突然、一方的に自分達のやり方を押し付けてしまうというのは、
興行という点から考えて、極めてお粗末なやり方だと言われても仕方無いのではないか。
もう一つ、言っておきたいのは、
「たかが応援歌の事で、大袈裟な…」
と言われる向きも有るのかもしれないが、
楽天の私設応援団が、球団創立当時から、イーグルスを一生懸命に応援し、歌われて来た応援歌には、
楽天ファン達の間で共有されて来た「物語」というものが有るわけである。
今回、楽天球団側がやろうとしている事は、
自ら、そのようなファン達の大切な思い出を、自分達の都合で一方的にぶち壊すという行為に他ならない。
先程の、違法ダウンロード拡大の話ではないが、
一体、誰のために、何のために、こんな事をやろうとしているのか、
私は、全く理解に苦しむ。
それに、応援歌云々は置いておくとしても、ファンから一斉に猛反発されるような事自体、
その時点で、球団がやろうとしている事は、失敗なのではないか。
今からでも遅くないので、楽天球団側は、自らの非を認め、せめてファン達の意見を聞く、
といった場を設けるべきではないだろうか。
大体、昔から、球団側がファンから反発されるような事を押し通そうとして、
上手く行った例など、ただの一つも無いのである。
楽天球団側の面子も有る事とは思うが、このままでは騒動は拡大する一方であり、
楽天球団側に、メリットなど何一つ無い、という事だけは言わせて頂きたい。
というわけで、本日(2/19)は私が気になるニュースについて、個人的な意見を書かせて頂いた次第である。