2018年秋 法政優勝への道③ ~第3週で、慶応・早稲田が勝ち点を奪取~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

法政大学野球部を中心として、東京六大学野球についての様々な事柄について、思いつくままに書いて行くブログです。
少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

開幕から、早稲田と明治を激戦の末に倒し、勝ち点2を取った法政。

その法政と優勝を最後まで優勝を争い、最終カードの早慶戦まで優勝の可能性を残していたのが、

今季の慶応と早稲田である。

 

第3週の東京六大学野球は、

慶応-明治、早稲田-立教の対戦が組まれ、法政は空き週となったが、

慶応と早稲田は、それぞれ3回戦へともつれ込む戦いを制し、勝ち点を挙げた。

 

 

<9/22(土)、慶応と早稲田が先勝>

 

慶明戦の1回戦は、

慶応が高橋佑樹、明治が竹田の先発で試合が始まったが、

2回裏、明治が北本のホームランで1点を先取。

 

その後、慶応が6回表に中村のタイムリーで同点に追い付くと、

1-1の同点で迎えた9回表、慶応は嶋田のホームランで勝ち越し。

結局、慶応がそのまま逃げ切り、慶応が2-1で明治に勝利した。

 

慶応の高橋佑樹は8回1失点で勝利投手(今季初勝利)となり、

9回裏は高橋亮吾がピンチを迎えながらも、何とか抑え、

慶応が明治に先勝した。

 

一方、早稲田-立教の1回戦は、

早稲田が小島、立教は田中誠の先発で試合が始まり、

早稲田が、1回裏に岸本のタイムリーで先制すると、

その後も小刻みに得点を重ね、早稲田が5-1で立教に快勝。

 

早稲田のエース・小島は、

13奪三振の快投で1失点完投勝利を挙げ、

早稲田を勝利に導いた。

 

 

<9/23(日)、立教、明治が雪辱!1勝1敗のタイに持ち込む>

 

早稲田-立教の2回戦は、

早稲田・今西、立教・川端健の先発で始まったが、

両投手の好投により、0-0の投手戦が続いた。

 

早稲田は、7回から登板した2番手の早川も好投し、

立教も、川端健が9回を無失点という快投を見せた。

 

10回表、立教の2番手・中川が無失点に抑えた後、

10回裏、立教の江藤が、早稲田の早川から劇的なサヨナラ本塁打を放った。

立教は早稲田を1-0のサヨナラ勝ちで破り、このカードは1勝1敗となった。

 

一方、慶明戦の2回戦は、

慶応が菊地、明治が森下暢の先発で始まり、

1回表、明治が菊地の立ち上がりを攻め、

平塚のタイムリーなどで、明治が初回に3点を先取。

 

明治は、2回表と4回表にも2点ずつを挙げ、

4回までに、明治が7-0と大きくリードした。

 

その後、慶応も5回裏に内田のタイムリー二塁打、中村に3ランホームランで一挙4点を返したが、

その後は明治の森下暢が慶応の反撃を断ち、結局、7-4で明治が慶応に勝利。

明治の森下暢は、完投勝利を挙げた。

これで、慶応-明治の対戦も1勝1敗となり、勝負の行方は3回戦へ持ち越される事となった。

 

 

<9/24(月)、慶応と早稲田が勝ち点を奪取!>

 

1勝1敗で迎えた慶明戦の3回戦は、

慶応が高橋佑樹、明治が伊勢の先発で試合開始し、

2回表に慶応が中村のタイムリーで1点を先取、

明治も3回裏に平塚のタイムリーで1点を返し、1-1の同点。

 

そして、1-1の同点で迎えた5回表、

慶応が内田のタイムリー二塁打と、嶋田の3ランホームランで、一挙4点を勝ち越し、

慶応が5-1とリード。

 

その後、慶応と明治が2点ずつを追加したが、

結局、慶応が7-3で明治を破り、勝ち点を奪取した。

8回を投げた慶応の高橋佑樹は、慶明1回戦に続き勝利投手となり、

9回は、高橋亮吾が明治を三者凡退に切って取った。

 

慶応は、3回戦にまでもつれ込んだ、明治との苦しい戦いを制し、

慶応が、勝ち点2を取った。

 

一方、早稲田-立教の3回戦は、

早稲田がエース・小島、立教は田中誠の先発で始まり、

0-0で迎えた5回裏、早稲田が相手のエラーで1点を先取、

8回裏にも、早稲田は田口のタイムリーで2点を追加。

 

早稲田の小島は、この日も抜群の投球を見せ、

結局、早稲田が3-0で立教を破り、早稲田が今季初の勝ち点を奪取。

小島は、4安打9奪三振で立教を完封し、早稲田に勝ち点をもたらした。

チームを勝利に導く小島の投球は、流石はエースというべき、素晴らしいものであった。

 

 

<慶応が勝ち点2を挙げ、慶応と法政が勝ち点2で並ぶ>

 

こうして、慶応と早稲田が、苦戦の末、それぞれ挙げたが、

このカード辺りから、慶応は高橋佑樹の存在感が増し、

以後、慶応のエースとして、チームを引っ張って行く事となる。

 

慶応は、勝ち点2を挙げ、同じく勝ち点2を挙げていた法政と並ぶ事となったが、

これで、次週(第4週)は、勝ち点2同士の慶応と法政が直接対決を迎える事となった。

 

勝ち点2同士の慶応VS法政の対決は、

ここで勝ち点を取った方が、優勝へ大きく前進するという、

まさに今季の天王山とも言うべき戦いとなるのは必定であったが、

慶応VS法政の対決は、まさに、両校の優勝への思いがぶつかる、歴史的な死闘となるのである。

 

一方、早稲田も、大エース・小島が流石の投球で、早稲田に勝ち点をもたらしたが、

この後、早稲田も、優勝争いを続ける慶応と法政に、食らいついて行く事となる。

 

 

<2018秋 東京六大学野球 第3週の結果>

 

9/23(土) 慶応〇2-1●明治、早稲田〇5-1●立教

9/24(日) 立教〇1-0●早稲田、明治〇7-4●慶応

9/25(月) 慶応〇7-3●明治、早稲田〇3-0●立教

 

 

<2018秋 東京六大学野球 勝敗表(第3週終了)>

 

①法政 4勝1敗1分 勝ち点2 勝率.800

慶応 4勝1敗 勝ち点2 勝率.800

③立教 3勝2敗 勝ち点1 勝率.600

④早稲田 3勝3敗 勝ち点1 勝率.500

⑤明治 1勝4敗1分 勝ち点0 勝率.200

⑥東大 0勝4敗 勝ち点0 勝率.000