こんにちは!2年COXの鈴木雄朔です。
今日は新入生紹介ということで僕の担当である、向井波優人(むかい はやと)を紹介していきたいと思います。
向井は北海道の小樽桜陽高校から入ってきました。
向井は一言で言うと「法政ボート部らしくない、育ちのいい、品のある男」と言う感じです。
入寮してすぐ、同じ部屋の上村さんと僕の3人でご飯に行ったときに
「実は僕、”お前”とか、”こいつ”とかの汚い言葉遣いだったり、下品な会話が苦手なんです...」
と向井は僕らに打ち明けたのです。
”お前”から始まって下品な発言で終わるような会話が1日の大半を占める、僕たち法政ボート部に向井が馴染めるのか、その時はかなり不安になりました。
しかし向井は自分のアイデンティティを失わず、逆に法政ボート部に新しい風を吹かし始めています。例えば男子風呂のスリッパです。ある日男子風呂に入ろうとすると、4人分のスリッパが綺麗にビッチリ並んでいるのです。
くちゃくちゃのスリッパの状態が当たり前になっている僕たちの方が一般的にはおかしいのかもしれませんが、数年ぶりに見た綺麗に揃っているスリッパを見て僕たちは逆にそわそわしちゃいました。
話を聞いてみると向井が全員分のスリッパを綺麗に揃えたんだそうです。なんということでしょう。
僕たちの部屋は四年上村さん、三年菅谷さん、二年が僕、そして一年が向井からなる四人部屋なのですが向井は徐々に馴染んでいる様に見えます。
三年の菅谷さんは虹色のものが大好きで、虹色のライトを自分の部屋につけてはクラブmusicをかけて踊っています。
(ノリノリな菅谷さん)
それを僕と上村さんはいつも、「なにがいいんだろうか」と思って見ているのですが、
なぜか向井はこの光景を見て「すごくかっこいいですね!」と目を輝かせていました。
数日後、向井の部屋にも虹色のライトが設置されていました。向井が懇願して菅谷さんに買ってもらったらしいです。
(ノリノリな向井)
二人のライトは同じ種類のもので、どちらか一方がつけるともう片方のライトも反応するそうです。「自分の意思とは反して部屋が七色に光るなんて、絶対嫌だろ」と僕たちは思うのですが、本人たちが楽しそうなのでまぁいいです。
こんな感じで、向井はこの法政大学ボート部に新しい風を吹かせるんじゃないかとワクワクします。頑張れ!!