4年ぶりの旭山動物園訪問初日、閉園間際にカバ舎の前を通ったら
カバの旭子と凪子が寝室への入り口に並んで立っていた
4年前、凪子は生後半年で身体は母、旭子の1/2ほどの大きさだったと記憶していましたが
並んだ後ろ姿を見るとすっかり大きくなっていました。
しかも前回は副園長さんが扉を開けて名前を呼んでもプールに浸かったまま
なかなか戻ろうとしなかったのに、今回は扉が開くのを待っていた
季節にも関係しているのだろうか?
翌日、室内で
プールに入ろうとする凪子の姿をキャッチ
身体は大きくなったものの、相変わらず元気いっぱいで可愛らしい
前回望遠レンズでカバの写真が撮れなかったことを忘れてまたもや同じミス
レンズを1本以上持ち歩くのはもうしんどい
仕方なくスマホで動画を撮りました
短い脚の動きがなんともめんこい
午後から雨でしたが、午後4時過ぎにカバ舎に行くと、
凪子の父、百吉(♂13)がプールで微睡んでいました
百吉こそ大きすぎて前回は写真すら撮れなかったので会えてよかった
2020年時点で推定体重2トン越えで、太り過ぎによる足への負担を危惧して
鼻・眼・耳介が一直線に並んでいることにより、
水中から周囲の様子をうかがいながら、呼吸することができるそう
よく見ると頭頂や耳に毛が生えていました
残念ながら大きな動きはありませんでしたが、
片耳がピクピクっと動く様が可愛らしい
水中でほとんど動かずに、エネルギー消費を抑えているため
他の植物食の動物よりも体重と食事量の比率が低いらしい
53歳で亡くなった円山動物園のドンは皮膚の乾燥を防ぐために
ワセリンを塗っていたようですが、百吉はまだ若いので大丈夫そう
私が3年前に円山で見たカバはドンだったのか、ザンだったのか不明ですが
水中でピクリとも動かなかったのに、今は亡きライオンのリッキーの咆哮に反応して
顔を上げたのを覚えています。
(ライオンはカバの天敵だそう)
百吉はオオカミたちのように場内アナウンスに反応してプスプスしていました