ヒグマに襲われて亡くなった星野道夫さんの写真展 ~ トナカイ - Reindeer | 人生一度きり、笑顔で逝こう ('-^*)/

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4月20日から6月30日まで北海道立帯広美術館で開催されている写真展

星野道夫 悠久の時を旅する

5月の連休の最終日に行ったのですが、1時間もあれば十分だろうと

午後4時過ぎに入館して後悔しました。

星野さんの写真にあまりにも惹きつけられてしまい、ロビーで放送していた

「写真家・星野道夫の足跡をたどる」(NHK帯広)は見る時間がなかった。

後日NHKの「ワイルドライフ アラスカの光と風 -星野道夫×大竹英洋 時を超える旅-」

を見てますます星野さんに惹かれました。

パンフレットのホッキョクグマの写真も素敵ですが、一番気に入ったのは川を渡るカリブー

1年の大半が雪と氷に閉ざされる極北の地、アラスカで夏に雪と氷が溶けると

水たまりに大量の蚊が発生し、それから逃れるために15万頭以上のカリブー(トナカイ)が

ゾロソロと1200km移動するらしく、その様子を上空からとらえた写真は実に雄大

”身近な自然と、訪れることのない遠い自然”という言葉が語られていましたが

星野さんの写真はまさに後者でした

仕事でアラスカから白子を輸入したことがありましたが、現地に行く機会はなかった。

もし行っていたら私の人生観も変わっていたかもと想像

Wikipediaの星野道夫さんのページで、同氏がどのようにヒグマに襲われて亡くなったかが

掲載されていました。

「どうぶつ奇想天外」という番組があったことは覚えていますが、1996年といえば

飲食店の店長として1日16時間、週7日拘束されていた頃なので

テレビを見る時間がなかった。

このような事故があったことを耳にした記憶がない。

死後28年経ち、星野さんの作品に巡り合い、星野さんについて知ることができたことに感謝

 

星野道夫事務所公式サイトによると、帯広の後は

7月6日から長岡市栃尾美術館(新潟県)で写真展が開かれるようです

カリブー (Caribou) はトナカイで北アメリカ大陸で生息する個体が

カリブーと呼ばれることも今回学習しました。

私にとってトナカイといえばサンタクロースの橇を引いていた動物で

サンタクロース同様に架空の生物とさえ思ってましたが、トナカイは実在していました汗

初めて見たのは釧路市動物園

昨年6月の画像を見るとオスらしき個体の角は大きく立派だった

こちらは今年の1月

クリスマスのイメージが強いので、雪が似合う気がした

オス、メスの区別はわかりませんが、人間に気づいて2頭が目線をくれた

このときは骨のように見える角

おそらくこの後、抜け落ちて今頃は新しい角が生えてきているかと

こちらでは4頭がお昼寝

雪の上で冷たそうですが、一応日向ぼっこ?

右端の角が枝分かれしてない個体は昨年生まれた子っぽい

この子は雪に埋まってましたが生きていました爆  笑

4月末、旭山動物園のトナカイさん

角がありません

蹄は大きく、雪上で体重を支えたり、水中で効率よく水をかくのに適していて

裏側はスコップのようにくぼんでいて、エサを探すときに雪を掘るために使い

縁は鋭く、岩や氷の上でもしっかりと足がかりを作ることができるらしい。

この個体にはモフモフの角

ビロードのように手触りの良さそうな角に興味津々となり

アップの写真ばかり撮ってしまいました

柵が邪魔になってますが、水を飲んでベロをぺロペロ

目もウルウルでめんこい

鹿同様に角が生え始めた頃は角袋をかぶっているそうですが

こんなにモフモフだとは気づきませんでした

残念ながら動物園では雄大な写真は撮れませんが、

日常生活で出会うことのない動物たちを間近で観察できるのは楽しい。

 

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