見てよ、この寝方ラブ

発泡スチロールの箱が

寂しがってるよ(笑)

 

 

 

さて、今日のブログは

この質問のお返事といこうね。

 

(コメント、質問のところだけにカットさせてもらったよ。)

 

 

kzh2489stさん

巨人はね、昔っから

入団した年に関係なく

年功序列なんだよね。

 

 

 

入団が自分より遅くても

1つでも年齢が上なら

必ず「さん」づけで呼ぶとかね。

 

 

 

俺の場合

高校卒業してすぐの

入団だったでしょ。

 

 

 

巨人軍自体が

大人の集団だったことも

あるけれど

 

 

 

そこでね

「年長者を敬う」ということを

教えてもらったよね。

 

 

 

これはね

「上下関係が厳しい」とは

違うよ。

 

 

 

例えば中学生の頃にね

1つ学年が上って言うだけで

理不尽なことを

言われたりされたりして

野球を辞めようかと

思ったこともあったんだ。

 

 

 

これはある意味

「厳しい」という表現が

合うかなと思う。

 

 

 

でも巨人軍で教わった

上下関係は

そういった類のものではない

ということ。

 

 

 

グラウンドに立って

それこそプレーが始まっちゃえば

みんな「俺が1番だ!」

と思ってやってるから(笑)

もう先輩後輩もないしね。

 

 

 

あ、ないって言ったって

言葉遣いとか

そういう基本的なことは

プレー中でもあるよ(笑)

 

 

 

俺が入団した時の

レギュラーの野手陣は

年齢が離れてたからね

 

 

 

ベンチに居ても

気軽に俺から声をかける

っていうことはなかったけど

 

 

 

まず長嶋さん、王さんが

仲が良かったでしょ。

みんな、個性は強かったけど(笑)

まとまりがあったよね。

 

 

 

投手陣も

年齢関係なく

仲良くやってたよ。

 

 

 

例えば「派閥」とかなんとか

そういう言葉も聞くけれど

 

 

 

なんせ川上監督が

そういうの嫌いだったから

「派閥があるチームは弱い」ってね。

だからそういうものもなかった。

 

 

 

そりゃあね

俺が一三さんと

いっつも一緒にいたように

 

 

 

飯食ったりする仲間が同じでも

それは「好きだから」であって

派閥とは言わないでしょ。

 

 

 

このブログでも何回かご紹介している

「サイカイ」のメンバーね

(上段左から)横山・玉井・新浦・関本

(下段左から)小川・高橋・俺

2017年撮影

 

 

 

これに倉田誠さん

高橋一三さん

小林繁

そして誘ったけど

1度も顔を出さなかった島野修

 

 

 

1975年チームが最下位になって

多くの仲間がトレードに出された。

 

 

 

その最下位の悔しさを忘れずに

また絶対みんなで会おうという

再会の意味を込めて

「サイカイ(会)」を発足して別れ

みな、自分の生き場所で

一生懸命プレーをした。

 

 

 

離れ離れになったけど

今でもこうして会える仲間

俺にとっては

かけがえのない宝

 

 

 

kzh2489stさん

これが俺の教わった

巨人軍の上下関係だよ。

 

 

 

 

それじゃあ

また明日バイバイ