ありがとう”祈り” 東京コンサート 涙のありがとう | 歌手 堀澤麻衣子オフィシャルブログ Powered by Ameba
Angel Streamの今回のコンサート演劇

”ありがとう”祈り 公演は、

先日、たくさんの方々が、お越しになってくださり 終了いたしましたベル



これも一重に、

お越しになっていただけたお客様、

そして、ミュージシャン、スタッフの皆さまのおかげです。


今回は、教会でのコンサート。。。でした。






・・・実は、千代さんの、大切な実娘のゆきなちゃんが、今年の6月、26歳の若さで亡くなられ、

その追悼の意味も含めた コンサートとなりました。。。



ゆきなちゃんは、Angel Streamのコンサートを手伝ってくださっていたこともあり、

わたしは、自分の妹のような気持ちで、ゆきなちゃんに接していたので、

本当にショックでした。



千代さんも、6月から、忙しい中、ほぼ思考停止の状態のまま

なんとか必死で自分を振い立たせてお仕事をされていました。



どうしようもなく大切な娘さんだったので、

彼女に向けて曲を創ること、それだけが、祈りとなり、

彼女との交信となったのだと思います。


そして、できた曲が、”ありがとう~祈り~”こちらはインストバージョン。

そこに私と司先生で、詞をつけました。



3か月以上、考えに考えて誕生したのが、”天国へのはしご”

ただ悲しむのではなく、音楽を通して千代さんとゆきなちゃんと希望をみたいと思って

書きました。。。

最初は、あまりそのままにならないよう、オブラートにくるんで書いていたりしたんですが、

なんだか違うことがわかりました。


死は悲しいことだけれど、

すべてが悲しいだけではなく、その事実を真正面から受け止めたとき、その上でわかることがあるんだ

と。


わたしも大好きなおじいちゃんが亡くなった時、同じことを感じたのですが、

その苦しみの先にある、なんともいえない温かさを知ってほしいと思い

このタイトルで覚悟をきめて書きました。






この事実は、すべては、舞台上で発表されたので、

キーボードの海老原さんは泣きじゃくりながら演奏し、

スタッフでも泣いてしまっている人もいたし、

お客様も、一緒にその辛さを味わい、涙を流し、千代さんを励ましてくださいました。



千代さんもリハーサルでは泣きっぱなしで、

演奏が始める前も、楽屋にきて、

「まいちゃん。だめだ。。。涙がとまらない。」といいにきていました。


私がかけられる言葉、これしか見つかりませんでした。



「千代さん、かくそうとせず、そのままでいいと思いますよ」と

そうお伝えしたら、ふっと、、、ふっきれたようで、

本番では目に涙は浮かべていたものの、また違う境地に立たれたようでした。





『天国へのはしご』      作曲:森戸緒音(千代正行)堀澤麻衣子
               作詞:堀澤麻衣子 司 拓也

光の音でめざめて・・・
君のささやく声
これからは
いつも離れることなく
空の青みて祈ろう

決まった数の階段・・・
誰にでもあるから
君がいた事実が
僕の明日に光をくれる

逢えないよりも
逢えた喜び
抱きしめながら
共に生きていこう

言葉よりも
この歌
届けるよ



光が生まれるように
君が音を紡ぐ
すれ違う
不協和音でさえも
光は命だった

風がまとわりつくのも
君のささやきだね
海に帰るだけ
光になるだけ 
近くにいる

呼吸を吸って
涙をふいた
ほんとは ずっと
そばにいたかったね
淋しさも君とつながる 祈り


逢えないよりも
逢えた喜び
抱きしめながら
灯しづつける愛は
君に捧げる祈り “ありがとう”
君に捧げる祈り “ありがとう”



また、コンサートの報告は、明日、お伝えしますね。。。


感謝をこめて・・・