次男は昨日のブログの中で言った。
「死んでも良いなんて言ってほしくないんです。
生きてほしいんです。
なんとしてでも生きる選択をしてほしいんです」
母は、このところ否定的になることがある。
先週は、こんなことを言った。
「こんなことを言っちゃーいけないと思うけど、
長生きはするものじゃない」
「言っちゃーいけないって思うなら言うな!!
病気だらけだったお母さんがこんなに長生きして、
誰が助けてくれてるって思ってんの⁈
たくさんの人が助けてる。
生きて、ご飯が食べられて、旅行したり、外食を楽しめたり、そういう楽しいことも全部否定して、
長生きしたくないってお母さんは言ってるんだよ。
先祖だって、神さまだってお母さんが幸せに生きるように助けてくれている。
お母さんには感謝がないんだよ。
だから、そんなこと言えるんだ。
天につば吐くようなこと二度と言うな!!」
母は、たった一言の愚痴で娘にさんざん怒られたが、
なんだか、すっきりしたような顔で、「そうだね。
二度と言いません」とうなづいた。
昨日、実家に来たのだが、雨が降ってるわけでもないのに居間以外の雨戸が全部閉まっていた。
聞いてみたら、「めんどくさいから」と言った。
「できていることをめんどうだからと言ってやらなくなると、どんどんそのままできなくなって行くよ。
めんどうだから歯磨きしない。
顔も洗わない。
雨戸を開けない‥
めんどうって言い出したらみんなめんどうになる。
それをしたくないなら、施設に入ってみんな助けてもらうこともできる。
お母さんはどっちが良いの?
自分で決めて良いよ」
「一人で家で暮らします」
「それなら、できることを続けて行く」
「分かりました。
そうします」
こんな会話を毎回繰り返している。
それでも、それを聴いた母は嬉しそうに言う。
「あー ゆうちゃんに言われると元気が出る」
「いっつも怒られているのに嬉しいの?」
「怒られても、ダメって言われても良いの。
ゆうちゃんがお母さんに話してくれると、
いつも元気が出るから嬉しいの」
素直と言うか、そういうところが母のかわいいところ。
イラッとしても、怒っても、直ぐに元に戻される。
それは、母のすごいところ。
怒りながら、学んでいる☆〜(ゝ。∂)