6年前、次男は具合が悪くてボロボロだったのに、熱く熱く語っていた。


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気温差が激しいこの時期、次男は毎年苦しむ。

丁度、学費を払う時で「ほんとに学費払っても大丈夫ですか?」って思うほど、体調不良で学校を休む。

就活で企業説明会やインターン、学校以外にも色々出かけなくてはならない。

どうしても行きたいと、体調が悪くても無理をして行く。

残念なことに、その無理は必ずしっぺ返しがある。

そんなわけでこのところ寝込んでいる。

食事でダイニングに降りることさえ、寒気がして無理と言うので、部屋に食事を届ける。

基本的には食事の時は一緒にいてしゃべるので、次男の部屋に居る。

昨日は、薬やドクターの話になった。

 何が言いたいの?

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次男が誰かのブログを見ていたら、その人は「がん」なんだけど、薬や医者に頼らず、温熱療法とかしているようだ。

私は「いいんじゃない?」と思っているのだけど、次男はなんだかすごく不満そうに珍しく力を込めて話している。

「だいたい、最初は薬は使わないって思っているだけだったのに、だんだんに死んでも薬は使わないに変わって行くのですよ。
目的がずれてしまっている。
目的は生きることだったと思うのです。
それに、プロであるドクターではなくプロでもない自分が正しいと思っている」

「ママは温熱療法の方がよっぽど良いと思ってるよ。
自分で考えて、自分の身は自分で守る。
だから、薬を使うとか、抗癌剤をどうするとか、温熱療法するとか、笑って治すとか、それでいいんじゃない?
自分で決めれば……


なんか、今日はお互いに理解し合えない感じだね」

 

「死んでも良いなんて言ってほしくないんです。
生きてほしいんです。
なんとしてでも生きる選択をしてほしいんです」

 

「それが言いたかったの?」

 

「はい。
皆さんに生きてほしいんです。
生きるための努力を続けてほしい。それだけです」

 

その人は、生きるために抗癌剤は決して使わないという選択だと私は思っている。

 

だけど、次男があんなに強く「生きてほしい」と何回も言い続けたことがなんとなく心に残っている(・.・;)



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