イタリア、1日に6000人の移民流入に苦戦
2023/09/15 // キャシー B.

Tags: 

 

イタリア(Italy)の海岸には、最近移民が殺到しており、今週は24時間以内に、7000人近くがランペドゥーザ島(Island of Lampedusa)に到着し、限界に達した。

 

    

 

 

ヨーロッパへの宣戦布告」-サルビーニ氏、1日でランペドゥーザ島に上陸する移民6000人はイタリア社会崩壊の恐れがあると語る


水曜日、シチリア(Sicily)の南に位置するイタリア(Italy)の小さな島は、チュニジア(Tunisia)から向かった約120隻の薄っぺらなボートの船団で溢れ返った。

 

  

 

目撃者によると、ボートが次から次へとやって来て、殆ど行列の様に観得たと云う。全部で約6,800人移民が1日足らずで到着したが、これは島の常住の人口より数百人多い。

 

  


島で唯一の移民居住施設は、僅か450床しかない。当局は、次に何をすべきか、そしてこれほど多くの人々に基本的なサービスを提供するには、どうすればよいかを考え、フェリーで、シチリア(Sicily)南イタリア(Southern Italy)移民を送ろうとした。

 

    


同国は通常、海岸に到着したばかりの移民動きを厳しく統制しているが、受け入れセンターは圧倒され、何人かは何とか逃げ延びた。島中で移民目撃情報が報告され、ニュース映像では壁を乗り越える移民の姿が見られた。

 

地元の人々の中には、移民飢えており、土下座して食べ物をねだる者もいると報告した。

 

24時間以内に7000人近くがイタリア島に到着

 

 

アフリカから何千人もの退役軍人が大陸に侵入しています。 毎日。 ここは、イタリアのランペドゥーサ島です。

 

あなたが私達に約束した「海上封鎖」は何処にあるのですか?ジョルジア・メローニ? あなたは有権者層、そして欧州の他の地域を裏切ったのです。

 

  

 

 

イタリア(Italy)副首相マッテオ・サルヴィーニ(Matteo Salvini)は:

 

自然発生的な現象では無く』

『欧州に対する、宣戦布告だ』

 

と、述べた。更に、この状況は:

 

『イタリア社会全体を』

崩壊させる可能性がある』と、付け加えた。

 

  


アフリカ(Africa)から欧州への大量移民は、人身売買組織や、その他の犯罪集団によって助長されているとし、欧州は、イタリア(Italy)見捨て国境を守る手助けを怠っていると非難した。

 

 

サルヴィーニ副首相は、国家の安全を守り、移民規制を強化する為に、イタリア独自に行動する必要が有ると述べた。

ランペドゥーザ島(Island of Lampedusa)フィリッポ・マンニーノ(Filippo Mannino)市長も、彼の懸念を代弁した。彼は、EU イタリア移民の流入自力で処理するよう任せて居る事に不満を示し、EU がこの問題に沈黙して居る事を非難し、構造的な解決を求めた。

 

    

 

 

D-Day:1日で何と5,000人の男性が、112隻のボートでランペドゥーサに上陸!これは一個旅団の規模に相当します。『もうこれ以上はできません』市長は難民に対して非難の言葉を投げかけました。

 


一方、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の、イタリア代表キアラ・カルドレッティ(Chiara Cardoletti)は、ランペドゥーザ島の状況は『危機的』であり、島から人々を移動させる事『絶対的な優先事項』であると警告した。

 

 

 

イタリアチュニジアと、庇護不適格と判断された人々を帰還させる協定を結んでいるが、イタリアに入国する他の殆どの国の移民には、同様の協定は存在しない。

 

イタリアは小さな島に到着した数千人の移民を1日に移送する取り組みを行っている

 

 

 

ランペドゥーサ島は且てイタリア人 6,000 人が住む趣のある島でした。
 

昨日、8,000人以上の不法滞在者が船団で到着して島を襲撃した。


現在の島の様子はこんな感じです。

 

 

  この夏、南欧州パ各地で報告された移民の流入

 

イタリア内務省の報告によると、今年、これ迄に12万人以上移民が同国に到着し、その内 1万1000人が同伴者不在の未成年者だった。これは昨年の、この時点迄に見られた移民の数のほぼ2倍である。

 

     

 

同国は、この夏、特にスーダン(Sudan)南スーダン(South Sudan)エリトリア(Eritrea)からの移民の急増と戦ってきた。

 

  


しかし、移民危機を経験して居るのは、イタリアだけではない。EUへの移住を希望する移民の多くが最初に寄港するのはランペドゥーザ島だが、地中海中部では全般的に移民の数が増加している。

 

    

 

スペイン(Spain)は、9月前半カナリア諸島(Canary Islands)到着した移民の数が、3倍以上約3,000人に達したと報告し、セネガル(Senegal)不安定な情勢が流入の原因のひとつであるとしている。

 

    


フランス(France)内部大臣(Interior Minister)は、今週初め、チュニジア(Tunisia)リビア(Libya)不安定化により移民が増えていると発表した。

 

 

   

 

ランペドゥーザ島に到着し、当局によって本土に移送された移民の多くは、フランスに渡ろうとする。