コオロギ食(昆虫食)が増えてきた理由は政府が手厚い支援を始めたから
2023/02/20
挨拶と、この「備忘録」サイトの目的と、そしてお願い (topview.jp)
ここの処あちこちで目立つ様になった「コオロギ食」。今回はこの件の記録を。
因みに政府は、SDGsと絡めて、昆虫食や培養肉開発を含む「フードテック産業」を推してきています。
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◆項目
- コオロギ食(昆虫食)が増えてきた理由
- 政府が昆虫食を進める理由は?
- 第1弾:コオロギ養殖、全然エコじゃないのでは
⇒ 温度管理が必要
⇒ コオロギは雑食。風味の為に餌を工夫?
⇒ コオロギにも蛋白質が必要
⇒ 水を切らしてはいけない
⇒ 寄生虫問題
⇒ ゲノム編集
- そもそも過去にコオロギを食べて来なかったのには理由がある
- 国民から「選ぶ権利」を強制的に奪い始めている
- 政府の矛盾、そしておぞましさ
- あとがき
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コオロギ食(昆虫食)が、増えてきた理由
コオロギ養殖の認定業者になると、以下の様な手厚い支援が受けられる様になったそうです。
どこからって、政府からですね、はい。
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- 農業用機械や農業用施設の導入に対する補助金
- 農業経営基盤強化準備制度や低金利融資
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いつぞやの、太陽光の時の利権システムと、似ているような。
(実際、太陽光に手を出した企業も)
(ここに参戦しています)
政府が昆虫食を進める理由は?
政府が昆虫食を進める理由としては、基本的に以下のことを挙げています。
- 環境保護の為
→ 温室効果ガスの排出量を抑えられる
→ 飼育に必要なものを少なく抑えられる(水、場所、食べ物等)
- 高蛋白質。今のままじゃ世界的に蛋白質が足りなくなるから
と、尤もらしく言って居ますが、ま、利権の為ですね。
コオロギ養殖、全然エコじゃないのでは
コオロギは「家庭で飼育」じゃないので、もう飼育数が桁違いです。しかも、沢山の企業が手を出していく。その事を考えると……
■温度管理が必要
コオロギは環境への負荷も低い!とか言われていますが、コオロギ養殖に適した気温って、25~30℃度だそうです。
(コオロギが出てくる季節を考えれば判りますよね)
1年中温かい気温に保つ為の温度管理装置に掛るエネルギーは何処から……?
■コオロギは雑食。風味の為に餌を工夫?
コオロギは雑食です。
そんなコオロギの風味を良くする為に餌も工夫していくとの事で、例えば大豆、果物、とうもろこし、サトウキビ、米ぬか、藻等々を食べさせていくと。かぼちゃとかもありました。
……って、それは何処から?
フードロスをこっちに回して貰おうと思っていますと言って居る処もありましたが、それはそもそも「フードロスを無くす努力」をする方が先では?と。
■コオロギにも蛋白質が必要
コオロギ、自らの蛋白質摂取量が足りないと共食いを始めるそうです。
共食いしない為に、コオロギにも蛋白質を与える。
…?????本末転倒の気配が。
■水を切らしてはいけない
コオロギって水を絶対に切らしてはいけないとの事です。でも「蒸れ」には弱いので「乾燥した空気を保ちつつ、清潔な水を用意し続ける」必要があるわけです。
■寄生虫問題
昆虫は寄生虫を、持ち易いです。
欧州議会で、2018年に発表された資料によると、300の昆虫農場を研究・調査した結果、81%の農場の昆虫から寄生虫が検出されたとの事です。
更に、その内の30%の寄生虫は、人間にも影響を及ぼすものだったと。
注)「昆虫農場」なので全てがコオロギと云う訳ではありませんが、コオロギも含まれています。
食用昆虫は、寄生虫を持ち易い生物であるにも関らず過小評価されている、とも警告されています。
日本で、徹底して衛生面にも気を使った環境を保つのであれば、それもまたコストが掛りますよね。
尚、海外の映像をざっと見た処、決して衛生的とは言えない環境、というかそりゃ寄生虫つくわ、な環境も多く見られました。
■ゲノム編集
コオロギを食べ易くする為に、白くしてみるよ~な事を徳島大学が始めるそうです。
他にもゲノム編集を行う処も、これから出てくるでしょう。
こういったものが、人間に悪影響を及ぼさない可能性が「ゼロ」とは絶対に言えないですよね。ゲノム編集のリスクは未だ未知数だと言われています。
又、そういったコオロギが逃げたら、自然界の生態系を壊す事にもなるんですよね。
それなりの動物が脱走するのとは、また訳が違うのですから、ね、そもそも脱走した事に気付けるのか?気付いても、全部確保できるんでしょうか?
で、脱走した時についた寄生虫や何やらをつけたまま、また元の場所に戻す・・・・・となると、衛生の面でも疑問が出てきます。
(日本の昆虫農場レポートに)
(そう云う記述がありました)
(脱走に気付いて)
(捕まえて戻した~と云う様な)
そもそも過去にコオロギを食べてこなかったのには理由がある
昆虫食といえば、日本にはイナゴの佃煮があったりしますよね。そういったものは食べられてきたのに、コオロギが避けられて来たのには、やはり理由があるからです。
- イナゴは草食であり、主に「稲」を食べる
- コオロギは雑食であり、死骸さえも食べる
- 微毒を持っていて、不妊を誘発する
- 妊娠中の女性が食べた場合は、流産や早産の原因にもなる
※ X染色体に深刻な損傷を与える事が判ってます。
まぁ、こういったものも「清潔に管理された環境で育てるし、ゲノム編集で解決!」と云う積りなのかも知れませんが。
でも、不妊問題に言及している様子が無いんですよねえ……。
国民から「選ぶ権利」を強制的に奪い始めている
100歩譲ってコオロギも「食品の1つ」にする事はいいとしても。
今、国がやろうとして居る事って「強制的に食べさせてやろう」に観得るんですよね。
未だ実験の段階ですが、給食にコオロギパウダーを使ってみてたりとし始めています。
その内に、あらゆるものにしれっとコオロギパウダーが混じっている、なんて事にもなりそうな。
尚、前述の通り、コオロギはそもそも「微毒を持っている」虫です。微毒の問題は解消されたというのはまだ出ていません。
更に云えば「甲殻類アレルギーの人は食べられない」のです。エビやカニが食べられない人は、コオロギも食べてはいけないんですよね。
ですが、現在、コオロギのアレルギー表示は義務付けられていません。
政府による白書(計画書かな?昆虫が世界を救う?!みたいなやつ)にもアレルギーの件には触れられていません。
その理由は、昆虫については未だアレルギー問題の報告がないから現時点では問題ない、と云う事らしいです。
そりゃ、今まで食べる人が少なかったら報告もほぼ無いでしょうよって話なんですけどね。
でも甲殻類アレルギーのある人は気を付けないといけないと云う事は判って居るのですから、表示すべきですよね。
政府の矛盾、そしておぞましさ
蛋白質が足りなくなる未来が来るぞ!
コオロギなら温室効果ガスの排出量は、家畜に比べて遥かに少なくて済む。畜産業よりいい。漁業は安定しない。それに魚の養殖は餌で海を汚すし。
と、政府や昆虫食に手を出してきた大学や企業等は煽っていますが、ならば魚を養殖する技術をもっと研究すれば、と。
餌だって、天然魚も食べるでしょうし、あげ方や量を研究して調整していけばいいのでは?と思います。
それに、豆類(特に大豆)にだって蛋白質があります。
そうそう、蛋白質問題と云えば。
蛋白質って牛乳を始めとした乳製品にも含まれていますよね。でも牛乳を大量に廃棄させ、牛を処分させ、酪農家を廃業させているのが自民党です。
因みに、玄米も蛋白質が意外と豊富です。
しかも、蛋白質以外にも豊富な栄養素を持っています。減反させるよりこっちを大切にするとか色々あるでしょうよ、とね。
そう、日本政府は、酪農や漁業、農業を廃業させまくっている一方で、昆虫食に精を出している状態です。狂っていますよ。
こういったあらゆる産業を守っている上で、昆虫食の分野にも手を出すのなら判ります。理解しますよ。
でも、そうしない処を見ると、最終的には「肉や魚は超高級食品、政治家等の食べ物でござい。一般庶民は昆虫でも食ってろ」となりそうだと危惧します。
尚、今は「コオロギ」が目立っていますが、その裏では、ハエやゴキブリも研究対象となって居るの事ですよ。
あとがき
前述していますが「多くある食品の内の1つとしてコオロギがある」ならいいんですよ、別に。
でも、これはあくまでも「選べる」事が大前提です。更に、他の産業も守られて居る事も大々前提ではないでしょうか。
全て「利権」「どれだけ中抜きできるか」だけで動いているのが自民党公明党なのなど、改めて思わされます。