始まる:ロシア巨大ガス会社が、ドイツのCEOが差し迫った経済的『破局』を警告後、主要パイプラインを通じて欧州への出荷を停止
2022年4月4日(月) by: JD HeyesTags: Bubble, chaos, economic collapse, economy, energy collapse, energy crisis, energy supply, EU, European Union, gas cutoff, Gazprom, Germany, LNG, natural gas, panic, power, power grid, products, Russia, Russian gas, US, World War III
ロシアの巨大エネルギー企業が、主要パイプラインを経由する欧州大陸への天然ガスの供給を停止したことで、ロシアと欧州の経済格差は土曜日に悪化した。
ガスプロムが、エネルギーの流れの重要な大動脈であるヤマル欧州パイプラインを遮断したのは、欧州諸国が、ここ数カ月で最も多くの液化天然ガス(LNG)をロシアから輸入した翌日の事であった。
ガスプロム、重要パイプライン経由の欧州向けガス出荷を停止
液化天然ガス(LNG)ネットワークを運営するGascadeによれば、金曜日と土曜日のLNGの供給は、ドイツとEUに流れるのではなく、逆に流れ始めたという。
ロシアのウクライナ侵攻に対するNATOの対応について演説する為に欧州を訪問したジョー・バイデン大統領は、米国が欧州への液化天然ガス(LNG)輸出を増やすと約束したが、供給不足の全てが米国の供給者によって埋められる訳ではないと述べた。
(左翼の「進歩」狂信者と)
(彼らの「グリーン」計画に)
(屈する事を止めれば可能だろうが)
しかし、そうは言っても、ゴールドマン・サックスのエネルギー業界の研究者は、米国のこの商品の輸出は既に現在の容量に達しており、追加供給はないだろうと云う事を示している。
更に、ロシアのエネルギーに依存する欧州諸国には別の問題もある。
過去数十年間、EUの左派指導者達は、信頼性が低く、コストが遥かに高い「グリーン」な再生可能エネルギーの代わりに「化石燃料」を敬遠して来た為、大陸全体が、液化天然ガス(LNG)の輸入を急速に拡大するインフラを持っていないのである。
液化天然ガス(LNG)は、非常に慎重に処理され、電力会社や他のエネルギー供給会社に送られる前に「再ガス化」されなければならない。
下の地図は、様々な欧州の経済がロシアに、どの程度依存しているかを示している。
この事は、プーチンが、ウクライナへの攻撃を開始する前に、間違いなく認識していた事実である。
プーチン大統領報道官のドミトリー・ペスコフによれば、ドイツはロシア産ガスの供給が激減した事に加え、英国のエネルギー大手シェルも、英国の対ロシア経済制裁を受けてモスクワからの供給を断たれたという。
「ロンドンは、あらゆる反ロシアの」「リーダーで在りたいと思っている」
「その代償がこれだ!」
と、ドミトリー・ペスコフ報道官は言っている。
Zero Hedgeは、今何が問題になっているのかを説明している。
プーチンが圧力を強めている今、欧州諸国は難しい選択を迫られている。
玉砕して、ロシアのエネルギーへの依存から脱却する為の努力は殆ど無駄であった事を世界に示すか、である。
或いは、エネルギー価格が高騰し、配給制や停電など、1970年代の米国の石油危機が子供の遊びに観得る様な「破滅的」な経済危機に直面するかである。
週末を前に、世界最大の化学会社であるドイツのBASFのCEO、マーティン・ブルーダミュラー氏は、ロシアからの液化天然ガス(LNG)が失われた場合、自国は経済崩壊に直面するだろうと警告した。
『目を瞑って国民経済全体を破壊したいのか?』
ドイツは「4〜5年でロシアのガスから独立できる」としながらも「LNGの輸入を短期間で増やして、ロシアのガスの流れを全て置き換える事は不可能」である事は明らかだという。
更に「ドイツの天然ガス消費量の55%をロシアが占めている」とし「もし一晩でロシアのガスが無くなったら、ここでは多くの事が崩壊する」と指摘した。
「高い失業率が発生し」
「多くの企業が倒産するだろう」
「これは取り返しの付かない事に成る」
と、述べた。
液化天然ガス入門
※Gen
記事内にも出て居た様に
それなりの地位に居る人間達は
供給が停止されたらどうなるか?
判って居たのは間違いない。
欧州、NATO加盟国の
リーダー達は
自国民を犠牲にする事を
受け入れて保身に走ったのだろう。
しかしながら
どこまで自分達を特別扱いが
できると思っているのだろうか。
どこかに隠れる積りなんだろうか。