「やる気」が起きない、と言う人が増えている現代。

では、「やる気」を出す方法はあるのか?

今、話題の脳科学者・茂木健一郎氏が

ある番組で、その秘訣を語っていた

各界で成功を収めている達人

プロたちの言葉や振る舞いを通して思うことは

まず…

はっきりとした「目標」を持つことだという。

しかも逆境の中でやる気を保ち

栄冠を勝ち取っていくには

心に「師匠」がいることが重要である。

と…。

脳科学的には

目標となる師匠の良き振る舞いを見ていると

脳内の「ミラーニューロン」という神経細胞が反応し

弟子の自分も同じように振る舞うようになるという。

それが知らず知らずのうちに

能力アップ(成長)にもつながると考えられている

師弟の関係は

師匠が「針」であり

弟子は「糸」だと言われる。

師匠とは…

「闇の中の『灯火』のような

 船が難破しないための『錨』のような存在」と…

            (ラダクリシュナン博士)

自分の師匠を決め

師匠と同じ思いで

行動することが

自分にとって

どれだけ幸せなことで

大切なことなのかを

再確認してしまいました。

皆さんにとっての師匠はいますか?

大阪・枚方市の「ひらかたパーク」で

吉川氏の小説『新・平家物語』を題材とした

菊人形展が開催されたことがある。

それを、氏自身が見学した折のこと

菊人形のそばで、じっとたたずむ一人の老人がいる。

不思議に思い、係員に「あの方は、どういう人か」と尋ねた。

すると、「菊人形に仕立てるための菊を栽培した人です」との返答

この言葉を聞いた吉川氏は詠んだ。

「菊作り/咲き揃う日は/蔭の人」。

馥郁と咲き誇る菊が、皆に脚光を浴びる時

手塩にかけて育てた本人は

陰の人として見守っている――。

句に込めた文豪の思いが胸に響く

菊作りは、花が終わる初冬から始まる。

土壌作り、水やり、追肥、脇芽取り、害虫の駆除など

一年中、手を抜けない。

丹精込めた労作業の連続があって

大輪の花を咲かせる。

その労苦は人材育成にも通じる

一人の成長の陰には…

必ず育てる「側」の必死の祈り

粘り強い地道な積み重ねがある。

一朝一夕では実現しない。

徹して一人を大切にする行動が

人材城を築き上げることになる。

色とりどりの美しい菊花のごとく

自分の環境の中で、多彩な“人材の花”を

百花繚乱と咲き薫らせたい。


2200万個の星を

再現する最高峰のプラネタリウム

「スーパーメガスターII」。

肉眼では到底、とらえることのできない星も映し出し

国際的に高い評価を得ている。

これを手掛けたプラネタリウムクリエーターの大平貴之さんは

“見えない星”にまでこだわった理由を

「肉眼では見えない暗い星がたくさんあって

宇宙の存在感、奥行きを与えている」と。

人間という小宇宙の“奥行き”をつくるのも

はたからは見えない“努力”という“星”であろう。

人知れぬ努力を重ねた分だけ

人格は磨かれ、自身も光る。

輝かしい人生の栄光も勝ち取ることができるはず。

華々しい結果だけを追い求め

目標の途上で困難に直面すると

挑戦の意欲をなくしてしまう場合もある。

たまさか大した困難もなく成功を手にしたとしても

それは月が太陽に照らされて光っているようなもの。

苦難に立ち向かい

自身を鍛えなければ

真に輝く自分を築くことはできないのだろう。

「来る日も来る日も

 最大の辛労を尽くすことが

 人格形成への真髄」

どうしたら目の前の課題を成就できるのか。

人知れない場所で心を尽くし

地道な努力を続ける“見えない闘争”があってこそ

家族や会社を照らす

人生の勝利者として輝けるのではないだろうか?