2月最後のあべこべオンラインレッスン、今回は
「体の内部空間を広げる」です。
先月フルバージョンをやりました。
ほとんどイメージだけで進めていくことと、
想像する内容が結構細かいので、
あまり反応がないのではと懸念しましたが、
予想外にいろいろな反応がありました。
今回はそのショートバージョンです。
仰向けでやります。膝を立てても構いません。
自分でやっていて思ったのですが、リラックスできれば、
椅子に座っても大丈夫です。
身体の4つの部位の内部空間を、イメージで広げます。
口腔(口の中)、腹腔(お腹の中)、胸腔(胸の中)、
最後に頭蓋腔(頭の中)です。
最初に口腔。
上顎の内側のドーム状の硬口蓋や軟口蓋を、
イメージだけで広げたり、実際に舌を使って押し上げて
広げます。
続けて、舌を使って、下顎の舌の付け根の柔らかい部分を押し下げて広げます。そしてイメージで、歯と歯の隙間を広げたり、歯や歯茎と唇の間を隙間を広げます。
2番目に腹腔。
下腹の内部にイメージの風船を入れて、それを膨らませます。
前後左右上下方向に風船が膨らみ、腹腔の容積を大きくします。
3番目に胸腔。
胸の中のイメージの小さなボールを、
前後(胸骨と胸椎間)に弾ませながら移動させ、
胸骨と胸椎の距離を広げます。
次に左右(肋骨のサイド)に弾ませながら、胸を横に広げます。
最後に頭蓋腔。
頭蓋骨の中に小人をイメージし、手で頭蓋骨を内側から触り、
外に押し広げます。
また風船を膨らませ、内側から頭蓋骨の容積を大きくします。
受講者は、言われた通りにイメージできるわけではないですが、レッスン後、何らかの身体の変化を感じました。
レッスン後の感想です。
「体が膨らんだ感じ、ボリューム感が増した感じがする」
「イメージには付いていけなかったが、リラックスできた」
「胸腔を広げる時、心地良くなり眠くなった」
「途中で寝落ちしたが、体はとても緩んだ」
※たとえ寝落ちしても、言葉の情報や刺激は、
ある程度脳にインプットされるようです。
※イメージだけで身体が緩むということは、
イメージだけで身体を固めることもあるということです。
寝る前に、ほんの数分、内部空間を広げるイメージを
するだけで、ある程度身体は緩みます。