腹筋を効率よく使う〜肘と膝を近づける(AY27)240225 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

「仰向けで肘と膝を近づける」レッスンです。

 

腹筋の効率的な使い方を身に付けます。

 

それぞれの動きを指示されたやり方10~20回、

ゆっくりと丁寧にマイペースで行います。

できるだけ頑張らず、心地よい程度に行います。

 

仰向けに寝て、両膝を立て、両手を組んで頭の後ろに置きます。

 

右足と頭を持ち上げて、右肘と右膝を近づけます。

肘と膝は付けようと頑張らず、1mmでも近づく方向に動くことを

繰り返しながら、背中のどこが床に寄りかかるかに意識を向けます。

 

次に、左肘と右膝を近づけます。

先程とは、背中の違った所が床に押されるのが分かると思います。

 

そして今度は、一回は右肘を右膝に、

一回は左肘を右膝に近づけます。

それまでと同様に、背中が押される所が、

近づける肘の左右によって違うことに加えて、

働く腹筋の部位も少し違うことに注意を払います。

 

左膝でも同様な動きをします。

こっち側でも、右膝でやったことと同じことを行い、

右膝での動きと左膝での動きの違いに注意を払います。

 

この後、手で足や膝を持ったり、頭を持ったりと、

手足の位置を変えたいろいろなバリエーションの姿勢で、

膝と頭を近づけます。

 

このレッスンを通した共通の動きは、腹筋を働かせ、膝と肘や頭を近づけることです。それを、手足の位置を変えて行います。

 

最後に、肘と膝をつかづける最初の動きをやってみると、

肘と膝が驚くほど楽にできるようになっていることに気づきます。

 

これは、この短時間(約1時間)で腹筋の筋力がついわけではなく、

手足の動き方や持ち上げる角度が微妙に調整され、

背中が緩み長くなり、

より効率的な腹筋の使い方が身についたということです。

 

腹筋が効率よく働いている時は、ほとんど努力感がなく、動きが軽く感じます

 

受講者の感想です。

「ぎっくり腰の兆候が収まり、腰が楽になった。」

「肩甲骨の間(上背部)と首が伸びた。」

「シンプルな動きでやりやすく気持ち良かった。」

 

※腰の違和感改善には、今回のレッスン内容は、とても効果的だと思います。