真珠庵の表門
秋の気配を感じる京都でした。
大徳寺の本坊から北に延びる細道を進み、裏手に回ると真珠庵の表門が現れます。
特別公開は9月20日～12月8日まで。
大徳寺中興の祖であり、「とんちの一休さん」として親しまれた一休宗純禅師により、室町時代に創建されました。
真珠庵方丈内部です。内部の襖は、現代作家6名が描く方丈襖絵／室中／「楽園」北見けんいち作
一休さんゆかりの寺院だけに何でもありです。
「悪いことはしない」「良いことをする」
国の名勝および史跡に指定されている方丈東庭は、通称「七五三の庭」と呼ばれる。一休宗純に参禅した侘び茶の祖、村田珠光の作庭と伝わる。
日本画家の浜地創宗さんが描いた襖絵「寒山拾得」
今回の特別公開では、
17世紀の作品である『源氏物語図屏風』が初公開でしす。真珠庵境内には紫式部の産湯として使用したと伝わる井戸が現存しており、紫式部ゆかりの地としても有名です。