誰かに何かを頼むとき、
私は少しだけ、その先のことまで考えたい。

「お願い」と言った瞬間から、
相手の時間が動き始めるから。

探してくれるかもしれない。
調べてくれるかもしれない。
お店まで行ってくれるかもしれない。

そして、もしかしたら、
自分が思っていた以上に時間を使ってくれるかもしれない。

だからこそ、
頼んだ側にも小さな責任があると思う。

もちろん、途中で気が変わってもいい。

「やっぱり別のものにしよう」と、思うことだってある。

それは悪いことではない。

ただ、その時に、
「ありがとう」を忘れないこと。

「せっかくやってくれたのに」
と、自分を責める必要もない。

けど、
「自分の為に、誰かが時間を使ってくれた」
という事実だけは、受け取っていたい。

人に何かを頼むということは、
物だけを動かすことではない。

そこには、
その人の時間や手間や、
もしかしたら優しさまで含まれている。

だから私は、
「何をしてもらったか」だけじゃなくて、
「その人が、どんな気持ちでしてくれたのか」
まで受け取れる人でいたい。

そして、頼まれた側も、
「ここまでやったのだから」
と相手に恩を着せるのではなく、

自分がしたかったからした。
大切に思ったから動いた。

そんなふうに、
自分の行動には自分で責任を持ちたい。

頼む側にも責任がある。
頼まれる側にも、自分の気持ちを大切にする責任がある。

どちらか一方だけが我慢するのではなく、
「ありがとう」と
「ありがとう」を、ちゃんと受け渡せる関係でいたい。

人との関係は、してあげたことよりも、
してくれたことを、どう受け取るか。

そして、自分が誰かに何かを頼むとき、
その人の時間を預かっているのだということを、
忘れないでいたい。

「頼みごと」って、実は物だけをお願いしているんじゃなくて、相手の時間を少し借りること。

だからこそ、受け取る時には「結果」だけじゃなく、そこに至るまでの時間も、ほんの少し想像できたらいいな🕊️💐