神戸市垂水区で英語リトミック教室と
英語絵本の広場を主宰しています
講師のキディ先生 こと 木戸あきこです
今はネットでいつでも手軽に動画が楽しめる時代で
動画は映像が動いて、音楽や効果音も付いているので
子供があっという間に釘付けになるほど魅力的なものですが、
お母さんが子供に本を読んであげる
「読み聞かせ」はやっぱり良いですよ～
私は息子が新生児のころから読み聞かせを始めて
読み聞かせ歴12年になりました
生後2ヶ月のころ。
こちらは大型本ですが、本の方が大きいですね(笑)
ぴょーん（普通サイズ）
ぴょーん (大型絵本)
息子はもう12歳なので、すっかり大きいですが(笑)
寝る前の読み聞かせが習慣化しています
本人が希望する限り
この時間は息子のために使う時間と決めて
今もほぼ毎日読み聞かせをしています
仕事柄、ブログでは英語絵本を主にご紹介していますが、
実は家では英語よりも
日本語の読み聞かせをメインにしています
日本語と英語の割合はその時の状況を見て
英語を多めにしている時もありますが、
基本的には母国語である日本語を大事にしています
でも、最近は英語を読みたくなってきたようなので、
英語絵本は本人が声に出して読むのを
私が隣で聴いています
ゆるいおうち英語を細々としてるので、
バイリンガルでもないし、
英語力は全然たいしたことないですが
ここ最近はすごく楽しんでやっています
（英語がイヤな時期と好きな時期と波があるんです）
英語の絵本では
学校では習わない単語や表現がたくさん出てくるし、
感覚的に文の構造も理解できるようになります
また、日本の文化とは違う風習や風景
見たこともない変わった生き物や植物を知ることができ
子供の視野が広がります
勉強としての英語を学んでいるわけではないので、
義務感もないし、純粋に絵本の世界を楽しんでいます
生後3ヶ月のころ。
日本語も英語も関係なく絵本を見ていました
CDで楽しむ えいごよみきかせ絵本 1
そして、読み聞かせタイムでは
英語絵本を読んだ後は次は日本語で
世界の名作や伝記、日本の昔話、落語などを
私が読み聞かせ（素読）しています
耳だけで聴いて、頭の中で想像を巡らせ、
ストーリーを楽しむ時間です
小さい頃と違って絵本ではないので、
お話も長くなり、一日では読み切れない事も多く
1時間くらい読み続けることもあります
もちろん、高学年なので自分でも本は読みますし、
私よりたくさん読んでいるほどの
本の虫です
イチゴ狩りでたらふくイチゴを食べて
満足した後に読書する息子。
すきま時間でも集中して本を読めるのがスゴイです(笑)
農家の方に
「ビニールハウスで読書してる人、初めて見た」と言われ、
一緒に行った仲間たちからもネタにされました
写真も私ではなく、別の人が面白がって撮りました(笑)
普段本人が好んで読む本は
鉄道好きなので鉄道関連の実用書的なものが多いのですが、
読み聞かせタイムは「物語」との出会いです
普段の偏った好み・思考を解放して
純粋に想像の世界を楽しむ時間となっています
私自身が我が子に読み聞かせを続けて気付いたことは
・本が好きになった
・色んなものに興味を持てるようになった
・本から幅広い知識を得るようになった
・人のお話を聴く力がついた
・集中力がついた
・語彙力が増え、文章力が豊かになった
・人に何かを伝えることが好きになった
・読解力がついた
・想像力がとても豊かになった
・親子の共通の話題ができた
・親子の絆が深まった
・読み聞かせや読書には心を落ち着かせる効果がある
ざっくりですが、いろいろ良いことがあります
毎日続けることは大変ではありますが、
正直なところ、
私はそれぐらいしか息子にしてあげていません
塾にも行かせていない、
勉強を教えていないどころか
家庭学習も特に何もさせていません
「本好きになったら、こっちのもの！」
これはベテラン教育者である主人の言葉です
読解力のない生徒は中高校生だけでなく
大学生の中にも増えてきているようですが
読解力は生きていくために必要な力です
絵本の読み聞かせでは
親子で楽しみながら
様々な力を付けることができるので
毎日一冊だけでも読んであげて欲しいです
（毎日一冊だと、1年で365冊ですよ～）
いろんなお話に触れるための入口として
寝る前の読み聞かせの本として
こちらの本もオススメです
考える力を育てるお話 366
もっと! 考える力を育てるお話366
心ときめくおどろきの宇宙探検365話
ただし、内容は端折ってる物も多いので、
色んな事に興味を持つきっかけとしてお使いください
