10月上旬の日曜日、最高の天候に恵まれ
登山口に向う道中からテンションが上がる、上がる
今回選んだ山は、山梨県と長野県の県境にある「瑞牆山」。
標高は2,230ﾒｰﾄﾙ。独特の岩峰の形状と山頂の360%の大ﾊﾟﾉﾗﾏで
有名な山。日本百名山の一つに数えられます。
朝5時半に新宿でﾚﾝﾀｶｰを借りて出発。
およそ3時間で登山口にあたる「みずがき山自然公園」に到着。
駐車場に車を止め、瑞牆山方面を望みます。
いや～いい天気だ。これは最高の登山ができそう!
コースは、みずがき山自然公園→不動沢→不動滝→瑞牆山山頂→富士見平小屋
→みずがき林道→みずがき山自然公園
朝日が差し込み、きらきら光る沢を進んで行きます。
あー、気持ちいい。
しかし油断すると道標を見失いそうになるので要注意。
沢を進むこと1時間半、
これが不動滝。
水量が少なかったですが、岩肌を滑るような滝でひと休み。
さぁ、山頂を目指してリスタート。
山頂までは一時間ちょっと。
岩峰で有名な山だけあって、
山道にはド迫力の岩が次々現れます。
中にはこんな岩も。
あーなるほど…
つっかえ棒…ということで、
「お約束」を挟み、さらに進みます。
なかなか険しい登りもあり、岩を這い上がる場所もあります。
「素人でも登れる」とガイドにありますが、普段運動していないと
しんどいかもしれないです。
標高が上がると、秋の気配を感じました。綺麗な紅葉です。
目の保養をして、元気を取り戻します。
いやー、本当に今日はいい天気だ。
お楽しみの山頂への期待も高まり、おのずと足が早くなります。
さぁこの岩の先にピークが。
さぁ、
さぁ、
さぁ、
山頂!
はぁ
えーと、真っ白。
南アルプス、八ヶ岳、富士山…
そんな大パノラマを期待していましたが。
残念ながら山頂は雲に覆われていました。
せめてものご褒美として、
山頂からの大ヤスリ岩。
この日はクライミングをしてる人はいなかったです。
あそこに立つって凄いなぁ。
下山直前に南の展望が少し開けました。が、…富士山は雲の中。
もう少し待てば、雲が晴れるかもなぁ。と後ろ髪惹かれつつ…
下山後の予定もあるので下山開始。
登りの時に覚悟はしていましたが、
下りはやはり険しいです。
山頂で冷えた筋肉にはなかなか厳しい下り。
せっせと下ること2時間、スタートのみずがき山自然公園に戻ってきました。
展望は残念でしたが、秋の最高の気候の中でののんびり山歩き。
そして、下山後の温泉とビール
こんな私の、瑞牆山で秋休み。