音楽偏遊 -32ページ目

音楽偏遊

最近見たライブや気になるアーティスト、気に入った店や場所など偏った嗜好で紹介してまいります。アーティストさんへの言及などは、あくまで私個人の見解であり、特に中傷や攻撃を意図したものではないこと、ご了解下さい。

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渋谷めぐみ企画「ハロウィーン祭!」@六本木CLUB EDGE
出演:Lady the Bitch 二人目のジャイナ 渋谷めぐみ
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もう、最高にはじけた楽しいハロウィーンナイトだったー。

ごちゃごちゃ書く気もしないのだが、とにかく出演者がみな、最高にご機嫌な格好いい演奏で、盛り上げに盛り上げてくれた。本当に知らない人には是非是非オススメしたい今夜の出演者陣。Lady the Bitchは近くライブの予定ないが、「二人目のジャイナ」は12月3日(土)がワンマン@渋谷TakeOff7だ。これは絶対行かなきゃ損だよーん。

さあ、今夜のイベント。そうお祭りだから、出演者も開演まで客席にいて、お客さんと飲んだり、話したり、みんな仮想で賑やか。もう、この時点でみんな解放しちゃった。楽しいパーティーの始まりだ。

ライブのトップは、Lady the Bitchだ。とにかく、ボーカルのLynneちゃんが普段でもセクシーで超カッコイイのだが、今夜はさらにホットな赤い悪魔に!すごーくエロやばい!!



ホームページの紹介文が格好良い。「淑女かつあばずれ 東京の夜に響く歌謡ジャズ 吠えるロック 鳴くバラード 女の本音と虚勢と虚構を 音に乗せてぶちまける…」だってよ。まさに、そのままの音楽で、今夜も激しくロックしてたね。男は、彼女を見たらとろけるよ~(笑)

Lady the Bitch、この日が事実上のレコ発。セカンドとなる新シングル「BEE」のタイトル曲で今夜のステージはしめてくれたよ。カプリング曲の「~ワルツ」も前から好きだったのだが、ようやく音源になって嬉しい。しかも、しかも、なんとこの日が新ホームページも開設(いや、初HPかな)。いろんな意味で、これからのビッチの活躍にこうご期待ってところだね。


続いて「二人目のジャイナ」。

僕も見に行った前回の彼らのライブで、キーボードが新メンバーとして正式に加入。計9人のミュージシャンが、EDGEのステージを所狭しと暴れまくった。時にサックス・トランペットと共にホーンセクションの一角を占めるトロンボーンが今夜も暴走。最高にコミカルで、笑えるステージにしてくれた。

また彼らの音楽が、ホーンの3人に加えて、パーカッションやドラム、ギター、ベースにキーボード
と彩りたっぷりのミニスカパラの様相。そしてボーカル横澤さんがまた、サッカー日本代表の遠藤選手に似て、ひょうきんでひょうひょうとしていながら、キラーパスを通し、締めるところは締める魅力的な個性。

今夜は、メンバーの一人がベネチアで買ったというマスクとブラックマント姿でさらに格好良し。パーカッションがカボチャだったり、ホーンが猪八戒だったり、写真では見えづらいけど、仮想でも盛り上げてくれました。楽しかった!




トリは渋谷めぐみ。ステージ前までは婦人警官姿で会場にいて、あちこちで記念撮影に応じたり、ビールで乾杯したり楽しんでいたのだが、自らの舞台ではかわいいオレンジのプシーキャット姿。その格好で、いつにも増して熱いロックなステージ。やっぱり、彼女はロックが似合う。

今夜のサポートは、久々にベースの坂下さん、ギター三井さん(エレキだ!)、サックス白坂さん、ドラム西川さんという面々。みんなパンプキンの帽子をかぶって、楽しそうでした。




アンコールは、ジャイナの演奏で三人のボーカルが勢揃いして、なんとマッチの「ギンギラギンにさりげなく」。渋谷めぐみとリンちゃんが並んだ姿は絵になるねえ。ジャイナ横澤さんも、両手に花にドギマギしてる様子。それでも、つたないMCの渋谷めぐみから主導権を奪い(笑)、みごとな仕切りで今夜の最後をしめてくれた。さすがー。




演奏終わったあとも、みんなで撮影会したり、飲んだくれたり、楽しいパーティーナイトだったよ。


おまけ。最初は婦人警官だった渋谷めぐみと悪魔のリンちゃん。




アラブ人にスティッチも



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「不揃いなめぐみ達vol.2」@西新宿 navi cafe
出演:恵 →山城恵斉藤恵渋谷めぐみ
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キターっ!まさか、2回目があると思っていなかったこの「不揃いなめぐみ達」が、今度は夜に開かれた。しかも、初回の3人にオープニングアクトまで加えて4人で開催することになるとは。とにかく、ぐだぐだで、なんとも反応に困る事態の連続に思わず苦笑してしまう、山城恵=サマンサが所属するBlueRose主催の変企画の一つなのです。

企画タイトルは、出演者の名前を見れば一目瞭然。「めぐみ」さんばかり集めたもの。近くどこかで催される「斉藤さん」企画の名前版なのです。斉藤さん企画は麻里ちゃん主催で、利菜ちゃんも出る粒揃い企画。一方、こちらの「めぐみ達」企画は、どう考えてもこのメンバーが同じ夜にブッキングされるなどありえない「不揃い」ぶり(笑)まさに、タイトルに偽りなし。両方に出る斉藤恵ちゃん(!)を、どう説明したらいいのかは悩ましい(爆)

仕事が遅くなり今夜はライブに行けないはずだったが、20時半ごろに終了。渋谷めぐみはトリなので、行ってみることに。すると、トリ前の斉藤恵ちゃんの途中で到着。空腹だったので、名物焼きカレーとビールを注文し、空いていた前列の席へ。

久し振りに聞く斉藤恵ちゃんは、変わってないなあ。まるで今にも折れそうなコスモス。風になびきながらも、倒れることなく、つつましく白い花を咲かせてる。フォークしてる。

調度、出張サマンサの部屋という山城恵がお邪魔して色々仕掛けるコーナーが終わった所のよう。そこから4曲聞けた。

・最終電車が待ち切れず
・眠れる魚
・三日月
・恋する体



そしてトリは、渋谷めぐみだ

この日のサポートは、久し振りにヨッシー(key.)&セクシィ(perc.)。つまり、サマンサを除くBlueRoseの面々だ。彼らの家に渋谷めぐみがお邪魔した感じで、しかもくだけたイベント。ヨッシー達の演奏もくだけた、というかミスも多いが「気楽にいこうよ」という感じ。

そんな訳で尖ったステージではなく、終始ほのぼのとした感じ。さらに、サマンサの部屋でさらに力が抜けた。例によって、身長180cmあろうかというサマンサが登場、ファンからのという創作メール(byセクシィ)を読み上げ、そのオチの無さで会場を凍り付かせる(笑)そしてプレゼントといって、スーパーで買ってきた調理ずみレンコン!を贈呈した。

1)magic
2)隠し事
3)涙
-------出張サマンサの部屋--------
4)秘密
5)ユメオチ
6)会いたい

結局、サマンサの部屋以後の3曲を、レンコンの水煮の袋を片手に、ドロドロした恋愛や彼を想うピュアな心を描いた曲を歌うという、なんとも形容しがたい姿を目撃することに。苦笑するしかない。




最後は全員がステージに。
そこから、テーマもないフリートークタイム(笑)。ぐだぐだと好きな秋の食べ物トークをひとしきり。



からの、「大きな栗の木の下で」


笑ってしまう。さすが、Blue Rose だねー。どうやら第三弾もあるとか、ないとか。さらに数人「めぐみ」を増やし、昼の部と夜の部にするなんて噂も。さて、どうなることやら(笑)

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「高円寺の夜は更けて Vol.1」@高円寺UFO Club
出演:ザ・ランチェリーズ →The Cheekys →響レイ奈 →赤坂ブルーナイツ+まちこ
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ごめんなさい。まず誤っとこ。今夜は行くつもりでいたアーティストのライブが2つありましたが、行きませんでした。懺悔。代わりに先日知り会った人がDJやってたり、ゴニョゴニョ…な理由で、昭和のムード歌謡の世界へ。隔たりが大きい(笑)

企画の赤坂ブルーナイツ始め、出てくるアーティストのステージはまるで昭和のキャバレーかオールディーズレストランの趣。どの出演者もそれぞれの世界観を愛し、演奏を楽しみながら、客席と一体になって大盛り上がり。この異次元空間に酔いしれて、ガバガバとアルコールも進んでしまった。

まずはグループサウンズ系のザ・ランチェリーズ。いきなりアングラ感たっぷりで、踏み込んではいけない領域に入ってしまった気が。


続いてオールディーズなThe Cheekys。ボーカルがかわいい顔立ちながら、凄いダミ声。それでグルーヴたっぷりに、70sサウンドという倒錯。ドラムのケメ子がまた味わい深い(笑)


3番手は響レイ奈。今夜はサポート無しで残念ながらオケだけ。イーガルとのロマンチック今夜聞けなかったのは残念だが、自由に動き回りムーディーアイドルぶりを十分発揮した。





トリは赤坂ブルーナイツ。ボーカルの顔面歌いは反則だろ(笑)大ウケだ。



途中から、まちこさんも加わり




そんな、昭和にタイムスリップしたかのような高円寺の夜。スタンディングの客席には、平成生まれでは、と思える若い女性の姿もあり、平成20年代を生きる僕ら客は、ムード歌謡に驚喜。ああ、この倒錯。