ブログ記事をさくさく読みやすく書くコツ(私がブツブツ細切れの文章を書いていた理由)
もしかしたら、このブログを以前から読んでくださっている方の中には気づかれ方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
この記事を書くスタイルが、つい先日から変わっています。
2月5日以前は、こんな感じで記事を書いていました。
こちらは2月5日の記事
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個人事業主は事業用の銀行口座を開設しなければならないのか?(独立を考えている人向け) | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)
2月6日以降は、こうなっています
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【連載記事第5回の公開!】ブログでは今回の連載にまつわるよもやま話を少し… | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)
何が変わったかというと、改行のタイミングです。
以前は、1つの文の中で何度も改行していました。
どこで切るか、明確なルールがあったわけではありませんが、1行をだいたい10文字以内に抑えて、文節の切れ目がきたらすぐに改行していました。
文節ごとに細切れにしていたので、リズムが悪くて読みづらいという人もいたでしょう。
実はこの書き方、ある芸能人の方の書き方をまねたものでした。
それは、清水ミチコさん。
清水ミチコさんは、もっときれいに読みやすく詩的に改行されているのに対し、私は説明文をブツブツ切っていたので、かなりレベルの低いものではあったと思いますが。
清水さんのそのスタイルを真似たのは、もう10年以上前のことだったかと記憶しています。
清水さんのブログのアーカイブは2015年までしか遡れませんが、たしかもっとずっと前から書かれていたと思います。
そして、いまだにそのスタイルは変わっていない。
関心のある方は、こちらからご覧になってみてください。
↓
清水さんのスタイルは、各行の文字数がだいたい揃っていて、内容もきちんと考え抜かれている(もしかして考え抜かれていないのかもしれませんが、そのように素敵に読めるのは彼女の才能なのでしょう)
私は、最初に清水さんのブログを読んだとき、「ああ、なんて読みやすいんだろう。これならどんどん読めるな」と感心したのでした。
それいらい、私もちょっと真似て、どんどん改行していくスタイルにしたのです。
まあ、読みやすいかどうかは、それぞれかと思いますが。
そして、私の場合、こうやって書くと、スラスラどんどん書けるのです。
毎日のように書いていると、スラスラペラペラ心地よく「書ける」ことがとても重要になってきます。
書くのがしんどいと、毎日書けなくなるのです(要するに、三日坊主になりやすい)。
ですので、読者のみなさんには読みづらかったかもしれませんが、書き手の勝手な事情からそうしていたのでした。
細切れに1行を短くして書くのには、もう1つ理由がありました。
それは、スマホで読むときに、さくさく読める感じがしたのです。
スマホで読むときって、どんどん下にスクロールしていきますよね。そのテンポが速いほうが、楽に読めるような気がしたのです。
そして、スマホを読むときに、各行が画面上で折れずに表示されるような長さにしようと心がけて書いていました。
たまに長くなって、数文字2行目に行ったりしましたが(そして、画面の文字サイズをどれくらいに設定しているか、各自で違うと思うので、そううまくはいかないのですが)。
ともかく、こういう理由から1センテンスの途中でも、文節でどんどん改行して書いていたのです。
ところが、2月6日からはそのスタイルを変えました。
なぜか?
それは、(昨年くらいだと思いますが)アメブロの広告の仕様が変わり、記事の中に広告がいくつも自動的に挿入されるようになったのでした。
「おまかせ広告」というやつです。
そうすると、私のような書き方だと、文の途中で、おかしなところに広告が入り、読み手の流れが遮られてしまうのでした。
そのため、私はしばらく広告をオフにしていました。
記事を書くときのエディタの下のほうに「おまかせ広告」という機能が付いていて、「自動で挿入する」をオフにすると、自動で挿入されなくなるのです。
↑これですね。
「自動で挿入する」の右側のボタンみたいなのをクリックすると、オフ(灰色)になります。
私のブログのアクセス数では、広告収入が得られるほどではないので(毎月数十円~数百円)、読みづらくなるならゼロでいいじゃんと思っていました。
それでもよかったのですが、あることをきっかけに「せっかく機能が設けられているんだから、収入は少なくても設置だけはしてみようかな」と思ったのでした。
それは、12月からENGLISH JOURNALで連載を持たせてもらったことでした。
この連載記事は、以前のように細切れの文で書くわけにはいきません。
1つのパラグラフは、きちんと改行なしで(正規の書き方で)書かなければなりませんでした。
それでも、私が心がけたのは「1パラグラフがあまり長くならないようにすること」でした。
そしたら、自分が思ってた以上にうまく書けたのです(文章が上手いという意味ではなく、自分の中でスラスラかけたということです)
1つのパラグラフの中で改行しなければ、文の途中で広告が挿入されることはありません。
ただ、どこに挿入されるかは分からないので、とつぜん脈絡もなく広告が入るということはあります。
しかし、それでも読んでみたら、(ベストとは言えませんが)それほど読みづらくはなかったのです(広告がそれほど邪魔とは感じなかった)。
みなさんはどうお感じでしょうか?よろしければ、広告が自動挿入されていることについて、感想をコメント欄でお書きくださるとうれしいのですが。
ともかく、しばらくは、1パラグラフの中では改行なしにしつつ、今のスタイルで(ENGLISH JOURNALのスタイルで)書いていこうと思ったのです。
もしかしたら、また考えが変わって、広告をオフにしたり、スタイルを戻したりするかもしれませんが。
UnsplashのChris Spieglが撮影した写真
ENLIGHS JOURNALのときもそうですが、私が1パラグラフを短くしようと心がけているのにも、やはり同じような理由があります。
つまり、パラグタフは、やはり短い方が読みやすいと思うのです。
リズムよく読めるというか。
もしかして、ENGLISH JOURNALの私の記事が読みやすかったと言ってくださる人がいたとすれば、それはその効果かと思います。
ですので、基本的に1パラグラフは1文(1センテンス)になっていると思います(たまに例外はありますが)。
その1文も、なるべく短く、基本的には2~3行が上限。
1行が4行も5行もあるよりは、読みやすくなるのではないかと思っています。
そして、パラグラフを基本的に1文にするのは、私の場合はアメリカなどの英語の新聞記事(ウェブ版)の書き方を真似ています。
1パラグラフは基本的に1文になっています。ですので、1パラグラフが短い。
これで、テンポよく読めるようになっているのではないかと考えています。
1パラグラフが短く、テンポよく読めると、長い記事でもあまり苦にならないと(私は)思います。
いかがでしょうか。
皆さんも是非試してみてください。
そして、やはり読みづらいなどありましたら、どうぞ遠慮なくコメントでお知らせください。
今まで疑問に思っていた方(もしいれば)の疑問にお答えできたなら幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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