子宮頸がん検診で引っかかった話*長文 | 私の家族・友人に言えない話

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話す人がいないのでここで書きます!

毎年子宮頸がん検診は受診してるのですが、昨年ついに引っ掛かりましたネガティブ

 

 

 

先に結果を書くと経過観察で現時点では問題ないけど、そこまでに辿りつくのに4回検査して割と引っ張ったという。

 

 

その経過を書いておこうと思ったので私なりにそこそこ調べましたが素人なので違ってるところもあるかも&長文なので興味がある方、暇な時に読んで頂けたら幸いですおすましペガサス

 

 

 

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウィスル)というありふれたウィルスが原因

 

 

 

そう、子宮頸がんは原因がはっきりと解明された数少ないガンなので健診が重要なんです。

 

 

 

というのも性交渉の経験がある殆どの女性が一生に一度はHPVウィルスに感染してます。 

 

 

 

でも殆どの人はそのウィルスは自然消滅、でも約10%の人が感染が継続し「前がん病変細胞」(文字通りガンになる細胞)に。 (普通の健診ではその細胞があるかを調べます)

 

 

 

そして一部の人がその細胞が長い期間を経てがん細胞になり子宮頸がんに。

(ガンに至るまで0.1%、最低5年はかかる、だから健診で早期発見出来ます)

 

 

 

だから健診で細胞を発見し治療さえすれば怖い病気ではない(と思ってます)

 

 

 

なので子宮頸がん検診で引っかかった=ガン決定、ではない(ガンになる可能性があるかも?!という事)

 

 

 

ただ先日永眠された居原田先生は子宮頸がんの中の子宮腺がんで、子宮体部近くにある組織の円柱上皮細胞から発生するもの。 「腺がん」は検診で簡単に見つけることが出来ないという=早期発見が難しい 

 

 

 

予防としてはワクチン接種位。 

 

 

 

先生は違和感、不正出血があり検査を受けても「びらん」(ただれている状態、酷くない限り治療はしない)と診断されたらしい。 けど不正出血が続いたので再度受診されたと

 

 

 

不正出血が続くのは子宮体がん(これは閉経後の50代以降に多い)の予兆とも言われてるけど、ガンじゃないにせよ何かしら子宮で起こってるのかもなので、私はその場合は婦人科の受診をしようと思ってます。

 

 

 

話は戻り、一般的な「子宮頚がん検診」では前がん病変の細胞を見つける検査=細胞診

 

 

 

結果は細胞のクラス分類(ClassⅠから始まります)に加え、ベセスダ法による分類(ローマ字表記、何もないとNILMと出ます)が出ます。

 

 

 

私はずっとClassⅠ&NILMだったのに、一昨年ClassⅡ&NILM、昨年3月頃に受診したらClassⅡa&ASC-USで要精密検査に。

 

 

 

基本、NILM以外は要精密検査となります

 

 

 

この要精密検査でビビるけどガン化される細胞があるかもしれないという事。

 

 

 

そして調べたらASC-USは軽度だから3か月後位に様子見で大丈夫だと(ウィルスなので自然消滅する場合もかなりある)

 

 

 

3か月後に行く予定がかなり先になってしまったという、そして以下次のような検査を受けました。 

 

9月  子宮頸がん検査  →(結果)ASC-US

②10月 HPV定性検査 → 判定(+)インデックス値H3.14

③11月 コルポスコピー(子宮頸がん精密検査)→ CIN1

④12月 HPVジェノタイプ判定 →(-)

 

 

①私は要検査だからすぐにコルポスコピー(細胞診)にいくかと思ったら、軽度だったので再度子宮頸がん検査。

 

 

自然消滅してる可能性があるから。 でもNILM以外の結果(ASC-US)なので次に。

 

 

②HPV検査

 

これは発がんしやすい高リスク型HPVに感染してないかを調べます。

 

 

ASC-USのような軽度病変が疑われる場合に、次のコルポスコピー検査が必要か判断材料になる。

 

 

ASC-USのような異型細胞が出ていても、高リスク型HPVが陰性であれば、将来的にがん化する確率が低いから。

 

 

まとめると

①は異常細胞の有無を調べる細胞診検査 

②HPVウィルスに感染していないかを調べるHPV検査

 

最近はセットで受けた方がいいと言われてます。

 

 

そして、私はHPVウィルス陽性だったので次の検査へ

 

 

③コルポスコピー検査(膣拡大鏡検査)

 

 

これは組織診。 コルポスコープという専用の装置を使って、膣や子宮頸部の粘膜に異常な部位がないかを調べます。 そして組織診用にサンプルを採り生検に。

 

 

 

今までは細胞診、これは「細胞のかたまり」をとってきてみる検査。 細胞診は小さな細胞が採取できればよい為、こするような検査

 

 

 

組織診は組織の塊を採取しないといけない為、けずるような検査が多い=痛みを感じる場合も

 

 

 

こすると削るの違い。 だからコルポスコピーは痛いとありましたが、痛がりな私でも全然大丈夫だったという。

 

 

 

削るので出血は結構あるらしく病院によるかもだけど受診した病院はガーゼを詰めるタイプ。

 

 

 

半日後にとりましたが、こんなにガーゼが詰まってた?という位、ひっぱってもひっぱってもガーゼが出てきてシュール過ぎる泣き笑い  口の中から旗を出すマジックみたいオーナメント

 

 

 

組織診の結果は軽度のHPVウィルスの感染が分かりました。

 

 

 

なので次はそのウィルスの型を調べる検査

(これが一番高かったです、保険効いて7000円位、自費だと2万はするっぽい)
 

 

 

④HPVタイピング検査

HPVの中で子宮頸がんになりやすい代表的なタイプの13種類(16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68型)の感染を個別に判定する検査。

 

 

 

HPVのタイプによって子宮頸がんへの進展リスクが異なるため、リスクに応じた管理をするために、頸部の組織診でCIN1、CIN2と診断された方に検査が行われるという。 CIN3だとこの検査はないらしい

 

 

 

私はこの結果がマイナス=子宮頸がんになりやすいHPVウィルスは検出されなかったので半年後にまた検査予定になりました。

 

 

 

でも②の時はいたんだけど・・・消滅したと思いたい昇天

 

 

 

先生に何か聞きたい事は?と聞かれ「今はないです」と答えてたけど毎回聞かれるので「皆さんはどんな事を聞かれるんですか?」と聞いたら

 

 

「この先の治療の仕方とか聞かれる事が多いです。」

 

 

「えっ・・・それは確定して聞く事だと思ってました・・・」と言ったら苦笑いされたという

 

 

そう私、現実逃避レベルが半端ないんです、その非常事態になった時に考える真のキリギリス派音符

 

 

 

だから陽性が続いても確定したら手術をガンバローぐらいにしか思ってなかったという(子供を産む事がないというのもあります)

 

 

 

でもこんな私でもわかるのは、今までずっと陰性が遊び初めて数年で陽性になったからこういう事をしていると確率は上がるという事凝視

 

 

 

けど1回の行為で感染する人もいるから運なんです(なのに子宮頸がんに引っ掛かりヤリ〇ン噂をされるという事も無きにしも非ずらしい)

 

 

 

粘膜接触がある限りゴムで防げない(確率は下がるかもだけど)から、子宮頸がんワクチンは以前のコロナワクチンのように若い女子はマストで受けて頂きたいと思ってます!!

 

 

 

検査でひっかかると大丈夫とわかるまでにお金も時間も(婦人科の待ち時間が予約しても半端ない件)かかるから引っかからない事が一番スター