今一度「スモールステップ」。
就労支援では最近、復職の支援を行う機会も増えてきました。どうしても焦りからか一足飛びにフルタイムまで行こうとする方が多いように感じます。おそらく、自分も同じ立場ならそうかもしれません。休養をとると、一時的に「治った」ような気持ちになりますが、単にストレスフリーな状態なだけで決して「治って」はいないのですが、回復?したように感じるのでしょう。負荷がかかるとまた同じ反応(状態)となり、いわゆる再発してしまいます。スモールステップは少しずつ負荷をかけていく丁寧なプロセスになります。人は環境の変化への適応力を持っており、徐々にその適応力を引き出すことがスモールステップになります。開発のための手法ともいっていいかもしれません。以前の自身の感覚で取り組むと適応のポイントを越えてしまいます。このあたりがかなり難しいところですね。3年以内に多くの方が再発してしまうのですが、スモールステップは、復職前後の短期間でなくもっと数年単位で適応力を引き出すような丁寧な視点も必要です。別の言い方をすれば前とは違う働き方を指向することかもしれません。私たちの身体は思っているほど高性能ではないみたいです。