honnybee -9ページ目

『愛』

☆3☆

無口な子のそっけない言いぐさに、ちょっと戸惑う;

それでも、めげるなっ頑張れ(>3<)と自分を励まし、更に質問をする。

「じゃぁ学祭に興味持って来てくれたん(^^)?」

「……いや、別に」

えーー(゜∀゜;ノ)ノ
この返し!!どうしたらいいんすか!?
たまらず友達の顔を見る。友達は苦笑い。
この雰囲気助けてー(T_T)

この無口な子には嫌われてるんだなぁと思い、他の子に話しかける。

他の子はノリがよく、ホッとする。
無口な子は隣に座っていたが、一言も発さない。
口下手なのか人見知りなのか…楽しくないのか、もしやほんとにあたしを気に入らないのか…
と内心考えていた。

お節介だからなんか気になるんよねーf^_^;
具合が悪いんじゃないかとか…


会話はなんとか続き、自虐ネタで笑いもあり…

時間は12時になり、そろそろ解散へ。

この大学周辺は危ないので1年生は家の近い所まで見送るのが、暗黙の了解になっている。

それぞれどの1年生を送るか担当割をした。
男の子たちに付いていたあたしと友達はそのまま、その子達を送ることに。
歩いて見送る。

その時、無口な男の子があたしの視界に入らない事に気が付いた。
背が高い。
あたしとは30センチ以上違うなー。

その子を見上げて話しかける。

「今日どうだったー?」
勇気を出して聞いてみた。
『特に』
とか言ったらどーしよっ!空想で焦る(>Σ<)

「……楽しかったです」
予想外な一言。

それが本当か、気を使ってくれたのか分からないけど。

でもちょっと心の負担が軽くなった気がした。



歩く帰り道
あいつはあたしの後ろに立っていた。
前でしゃべっているあたしを、ただ見ている。
その視線に気づくのは少し後。

春が終わり、夏の始まり。

この時はまだ後ろ。

後ろにいたのはこの日から。
隣にいたのも、この日から。

出来るなら
この日からやり直したい。
あの子がまだいない、この日に。

☆3☆

新歓の日。

入学式の時に配ったビラ。
何人が興味を持ってくれて、何人が来てくれるんだろう。

少しドキドキしつつ、準備に励む。

でもまだ最初の新歓だから、飲み目的やご飯目的の子も多くいる。
あたしも去年そうだった。学園祭サークルが何するかなんて知らなくて、ご飯がでると聞いて、友達と行ってみた。

それが今では、一年生の中で仕切る感じの人になっている。
まぁ楽しかったからねー(^^)

今年はお好み焼き&焼きそばなので、たくさんのホットプレートを集めて、粉を混ぜ混ぜ(=゜-゜)ジュージュー(=。_。)


新入生を迎えに行く時間になり、慌てて旧門へ向かう≡3

20、30人くらいの子が集まっている!
お、多いー!

小さな学校だから一学科50人くらい。30人ってことは、クラスの半分以上の人が来てくれているってコトー(o^∀^o)

みんなを引き連れて学校の中にある、新歓の場所へと向かう。

「全部女の子かぁー男の子来んかったねぇ(^。^;)」
友達の言葉に、そういえば!と思う。

勧誘の時に食いつき良かったのに(`ε´)

まぁいいか〃

人数もある程度増え……
いょいよ新歓スタート!!
いろんな一年生に話しかけ、仲良くなっていく(^^)

ガラッ

「こんばんはー!!」

扉を開けたのは、先輩だった。
差し入れに来てくれたのだ(^w^)

その後ろには5人の男の子。
多分誘った子達だ。

「男の子たち入りにくそうだったから、一緒に連れてきたよー」

先輩、グッショブです(^◇^)┛

人数は60人くらいになり、何がなんだか分からんー
変わらず女の子たちと話していると、あたしを呼ぶ声。

「こっちきてー!!」

何だろうと行ってみると、男の子たちの集団の所。うっ(-.-;)話すことない…気まずい…戻りた…
「誘ったのラマなんやろー?良かったやん♪」
友達が言う。

あっやっぱ誘った子たちかぁ。覚えてなす。

まぁいいか(^^)これから覚えんべ。
開き直り、自己紹介をする。5人の子達の自己紹介も聞く。
うーん(・_・;)覚えきらんっ!

その時、4人は顔は見たことあったが、1人は知らない顔だった。
んで、
「あれ?勧誘したときいたっけ?今日ご飯目当てで付いてきたんやろー( ̄∀ ̄)」
と1人をからかう。

すると、ぼそっと
「いました。ご飯目当てじゃないです」
ほんとにぼそっと答える。
無口な子だー(^^;)