honnybee -11ページ目

天空の夜景

ここはあたし達には似合わない空間

20分間の遊泳

永遠と思うには
短すぎて
一瞬と呼ぶには
長すぎる

だけど
あの空間は
誰も 邪魔しないで
お願い 邪魔しないで

ずっと願ってた
2人しかいない世界で
偏見や理屈や常識なんて気にしないで
あの子の重圧から放たれて
あいつの目を見たい
ただ真っ直ぐに見たい
そぅずっと願ってた

あたしにとって
20分間は
特別で
涙が出そうなくらい
貴重だったんよ


あいつはまた何も喋らず
自然に肩に持たれて
おでこをくっつけた

不覚にも目が潤んで
あいつを見れない

あいつは目を離さない
手も腕も離してくれない

あいつはそっと耳元で囁いた
 「ごめんなさい」
そして軽くキスをした
こうやって
あたしはぬるま湯から出れなくなるんやね…


触れただけのキスから
押しつけるようなキスへ

頭は大きな手に掴まれて
髪をくしゃくしゃされて
頭がくらくらした


20分の夢

箱は左下に傾いてた

ドアが開き
先に足を出したのは
あたしだった

天空の夜景は…



にじんで見えました。

☆1☆

2年前

あいつはあたしを好きだった

1年前

あたしはあいつを好きだった

そのすれ違いは未だに胸を疼かせる。


始まりは
あたしが大学2年生であいつは1年生。

148cmと180cm。

A型とB型。

おしゃべりと無口。

二重と一重。

掴めなかった者と掴んだ者。


正反対の2人。
正反対の恋。


キズつくvsキズつける

傷つく のと
傷つける のは

どっちが辛いんだろ

あたしは何だか
傷つく方が『楽』と思ってしまう。

逃げているようで。

全てを向こうのせいにしてしまえば
傷ついた自分を見せれば

正当化できそうな気がする。


正解はない。