人は間違った考えに染められたり、自己中心的に物事を見ていたりするなど心の中に邪気を貯め続けていったならば、トンデモない形でそのしわ寄せが返って来ます。邪気は外部から入ってくるだけではありません。むしろ、自らの心(意識)内で発生し、どんどんと膨らんでくる場合があり、実はそれは一番厄介です。
マイナスの感情には、「怒り・憤り・憎しみ・恨み・妬み・哀しみ・憂える・悔やむ・疑い・嫌悪・驚き・恐れ・落ち込み・心を閉ざす・貪り・自分本位」などがあります。そういうマイナス感情には必ず、邪気を伴います。
また、いじめる心・騙す心・陥れる心・不信の心・誹謗中傷する心・頑固な心・不和の心・孤独を求める心・破壊しようとする心などマイナスの状態も邪気を発生させます。 心身内(肉体と意識)の中に徳(プラスのカルマやエネルギー)があったとしても、邪気がその働きを阻害し、消失させてしまいます。
邪気が心身内に蓄積されていくと、心身共に不健康になっていきます。邪気に対しての耐性は個人差があります。しかし、邪気の蓄積度合に応じ、心身内あるいは、運気や人間関係など様々な部分で例外なく問題が起こってきます。
邪気を取り除く方法は様々ですが、最初に必要なことは、自らの心身内に邪気を発生させないことが最も重要です。邪気がない状態では、人生は楽しくスムーズに運ぶことが可能になります。 (出典)